有名人の不倫報道をニュースで見かけることは珍しくありません。
なぜ世間から厳しいバッシングに晒されるリスクがあるのに不倫をするのでしょうか。
そこで今回は、不倫にハマる心理について心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。
異性として扱われることの喜び
結婚当初はラブラブだったとしても、関係が長期化したことにより、子供が生まれたことにより、嫌な部分を見るようになったことにより、様々な理由からパートナーを“異性”として意識しなくなる夫婦はよくいます。
人間は異性として意識されること・扱われることに喜びを感じる生き物です。
不倫相手は「この人は自分を女性扱いしてくれる」「俺のことを頼れる男だと思ってくれる」という気持ちにしてくれるため、不倫にハマってしまいます。
刺激を求めてしまう
やはり、関係が長く続くとパートナーとのコミュニケーションがマンネリ化してしまいます。また、結婚したことで、周囲となかなか予定を合わせることができず、刺激のないつまらない生活を送りがちに。
不倫はそういった単調な生活に刺激を与えてくれるカンフル剤になります。不倫は非日常を与えてくれるため、「最初は遊びのつもりだったけど…」とドンドンその刺激にハマっていってしまうのです。
悲劇の主人公になった気分になれる
誰もが「主人公になりたい」という願望を胸に秘めています。
ですが、ある程度年を重ねると、自分に才能や魅力がないことを気にしたり、周囲に自分より優れた人間がいることなどに気づき、主人公になることを諦める人は多いです。
ただ、「不倫」という行為は、行う人のスペックに関わらず、たちまち自分自身を主人公、それも“悲劇の主人公”に自分を変えてくれます。こうなってしまうと「不倫はいけないこと」とわかっていても、むしろそういった罪悪感がますます自分自身を酔わせてしまい、余計に不倫にハマらせてしまうのです。
手に入らないことが余計に燃え上がらせる
離婚して不倫相手と再婚するもすぐに離婚してしまった、という話を聞いたことはありませんか?なぜ離婚してまで再婚したのにこのような結末になるのでしょうか。
それは人間が「手に入らないものほど執着する」という心理を有しているからです。
例えば、そんなに欲しくないものでも自分の目の前で売り切れてしまうと「すごくほしかったのに!」という気持ちになった経験はありませんか?
不倫相手という絶対結ばれることのない相手だからハマってしまうのであって、いざ手に入ってしまうと「冷静に考えて離婚してまで結婚する人ではないな」と我に返ってしまうのです。
まとめ
「不倫するとこういった心理が働いてしまうのか」ということを知っておかないと、
不倫にハマってしまい抜け出すことができなくなるので、ぜひ覚えておきましょう。
(高萩陽平/ライター)
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