夫が不倫しているかもしれない、と感じたら、あなたならどうしますか?
今回は夫の不倫を疑い、証拠を集めた女性2人の事例をご紹介します。
ケース1 妊娠中に浮気された妻。離婚はしないが、一生許さない
凛花(25歳・仮名)が夫の不倫に気がついたのは、結婚してから二年も経っていない、妊娠4ヶ月目のある日のことでした。
「それまでスマホを机の上に置きっぱなしにしていることが多かったんですけど、いつのまにかトイレにまでスマホを持っていくようになってたんです。そんなに忙しくない仕事のはずなのに、家に帰るのが遅くなっていたのも気になって、夫が寝ている間にこっそりスマホを見てみたんです」
スマホにはロックがかかっていましたが、暗証番号は夫の誕生日だったため、簡単に解除することができました。そしてすぐに、会社の同僚と「早く会いたい」「また泊まりにいっていい?」などのメールのやりとりをしている浮気の証拠をゲットしたのです。
「深夜だったんですけど、すぐに夫をたたき起こしました。相手の女性にその場で電話してもらって、二度とプライベートで会わないと誓わせました」
そのあと、凛花は夫の携帯にGPS機能付きのアプリをインストールし、遠隔からでも夫が今どこにいるかを把握できるようにしたといいます。
「ムカついたけど、もうすぐ子供も生まれるし、離婚は思いとどまりました。妊娠中に浮気するなんて最低。いつか絶対復讐してやろうと思ってます」
ケース2 弁護士の妻を裏切った夫の代償。妻・子供・お金、一気に失うことに
咲耶(32歳・仮名)は弁護士。会社員の夫と結婚して3年目に浮気が発覚しました。
咲耶はまず、夫の財布の中のレシートやクレジットカードの履歴を確認。その後、探偵に依頼して、夫と浮気相手が浮気相手の自宅に入っていく写真を撮らせ、動かぬ不倫の証拠を入手しました。
「夫とは離婚する予定。慰謝料はもちろん請求しますよ。こっちは確実な証拠を持ってるんです。300万円は請求できると思います。お金の問題じゃありませんけど、ちょっとでも痛い目に合ってもらわないと、こっちの気が済まないですから」
咲耶は、夫の不倫が発覚後、なんの迷いもなく離婚を決めたといいます。
「馬鹿な男だなって思います。こう言ったら何ですけど、離婚で損するのはどう考えても向こう。夫は離婚したくないって言ってますけど、私にはもう彼と結婚生活を続けていく理由が見つかりません」
夫婦が離婚する場合、子供の親権は90パーセント以上の確率で母親が持つことになります。咲耶の夫は、妻・子供・お金を不倫によって一度に失うことになったのです。
さいごに。失われた信頼は簡単には取り戻せない
今回は、不倫された二人の女性の事例をご紹介してきました。
不倫された後、離婚するのかしないのか、慰謝料を請求するのかしないのか、は個人の選択の問題です。
二人の女性は、それぞれ別の道を選びましたが、「不倫がなかった以前のようには、夫を見ることができない」という点では共通していました。
一度不倫が発覚したら、信頼を取り戻すのは至難のわざのようです。
今来 今/ライター
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