わたしの名前はミカ。アラサー手前で婚約していた彼氏と別れてしまった、独身女子です。
結婚願望はありましたが、仕事は楽しいしもう1から恋愛するのが面倒くさいのが本音です。
わたしの職場は風通しがよく、上司ともフランクな関係を築けていて、よく飲みに行くこともありました。
ある日、わたしは大きな仕事を任されました。
直属の上司と2人で残業して仕事を完成させ、その後2人で打ち上げに行くことにしたんです。
上司と飲み会
わたしはその日、仕事の達成感から、いつもより酔いすぎたようです。
上司が「最近彼氏とどう?」と聞かれて、つい泣きながら「彼氏と婚約破棄してしまったんです……」と話してしまったようなのです。
その上司は既婚者の男性なので、安心感があったのか、つい私情を出してしまったようなのです。
上司は黙って話を聞いてくれたようですが、ものすごく恥ずかしくなってしまいました。
失敗したと思いながら、その日は上司と別れ帰路につきました。
上司の様子がおかしい
次の日、少し「気まずいな」と思いながら出社しました。上司は「おはよう」といつもと変わらない態度で、接してくれたんです。
ありがたいな、と思いながら普通に仕事をしていました。
すると、上司から個別チャットが送られてきました。
「今夜も飲みに行かない?」ときていました……。
わたしは少し驚きましたが、仕事のことだろうと思いその夜も飲みに行くことにしました。
上司と再び飲みへ
上司に誘われるがままに、わたしはその日も上司と飲みに行きました。
以前は向かい合いの席のカジュアルな居酒屋だったのに、その日は落ち着いて話せる雰囲気のオシャレなバーに連れて行ってくれました。
わたしは素敵な雰囲気のお店と、美味しいお酒にとてもよい気分に。
すると上司が突然、わたしの手を優しく握ってきてこう言ったのです。
「昨日飲みに行って気づいたけどミカちゃんって凄く綺麗だよね。いつも頑張ってるのに弱いところはあって可愛さもある」と。
不覚にも、わたしはときめいてしまいました。
今までは上司としてしか見ていなかったのですが、その日を境に異性として見てしまうようになりました。
わたしたちは、それから毎日仕事外でも連絡をとり、頻繁に飲みに行くようになりました。
ミカに近づく上司の真意とは?
既婚者の上司からのアプローチに戸惑いながらもときめいてしまうミカ。
上司は一体どういうつもりなのでしょうか……?
このエピソードは、後編へ続きます!
後編は10月31日(日)22:30に公開予定!お楽しみに!
(mashu/ライター)
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