配偶者が不倫していたことを知ると、ショックで頭の中が真っ白になりますよね。
配偶者の不倫は、知ったときこそ次の行動が肝心です。
間違えると証拠隠滅などの恐れもあり、そうなるとうやむやのまま終わる恐れもあります。
もしも不倫されたとき、真っ先にやるべきことについて、お伝えします。
「証拠の確保」は最優先!
配偶者の不倫がわかったとき、絶対に忘れてはいけないのが証拠を確保することです。
LINEに不倫相手とのトークがあるなら、それを自分のスマートフォンで撮っておく。
明らかにラブホテルとわかる領収書が出てきたときは、捨てずに残しておく。
これらの証拠は、配偶者の言い逃れを防ぐとともに、慰謝料を請求するときにも必要になります。
「別の異性と肉体関係を持っている証」を手元に残すのは、本当に気が滅入るし悲しいことですが、それでも、証拠がなかったばかりに「でっち上げだ」と言われるケースは跡を絶ちません。
証拠の確保は、何より自分のためです。
そのときはつらくても、後で後悔しないためにも、必ず保存するようにしましょう。
離婚するか再構築するかを考える
不倫されていたとわかると、考えないといけないのが今後どうするか。
夫婦関係を再構築するか、もしくは離婚するかの選択は、自分の人生を左右する一大事です。
不倫を知ると怒りで胸がいっぱいになりますが、その勢いでいきなり離婚を迫るのはNG。
後でやり直したいと思ってもこじれる可能性が高いので、配偶者に不倫の事実を突きつける前に、まずは「自分がどうしたいか」を冷静に考えましょう。
離婚を選択する場合は、慰謝料の請求や今後の自分の生活など、先の見通しをしっかり立てておくことが肝心です。
再構築を選んだ場合でも、別の女性と肉体関係を持った配偶者をふたたび愛せるかどうか、また配偶者も同じ気持ちを持ってくれるかどうか、冷静に見極める必要があります。
どんな道であっても、決めるのは自分であり自分が責任を持つのだと、忘れずにいましょう。
配偶者に伝えるタイミングを間違えない
再構築であれ離婚であれ、配偶者に不倫の事実を打ち明けるタイミングが重要です。
もちろん話さずに黙っておくという選択肢もありますが、打ち明けることはいわば切り札と同じ、出してしまえば引っ込めることはできないカードです。
再構築に力を注ぐ勇気を持てたとき、また離婚して人生をやり直す覚悟を持てたときまでは、安易に切り出すのはかえって自分が追い詰められると思いましょう。
言われた側がどう出るかは、その場にならないとわかりません。
言い逃れを防ぐためにも、「不倫していたでしょう」と言い出すタイミングは、証拠が揃って自分の道をしっかり決めたときが最善といえます。
また、相手が暴力に出るような恐れがあるときは、第三者をはさんだ話し合いも視野に入れておくのがベターです。
さいごに
不倫されることは、誰にとっても悲しいことです。
知ったときは責めたい気持ちでいっぱいになっても、感情だけで動くと後で必ず後悔します。
冷静になるのは自分のため、また配偶者に言いくるめられるのを防ぐためです。
不倫は許されないものであることを忘れず、毅然とした態度で向き合いたいですね。
(ひろた かおり/ライター)
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