芸能人やアスリート、政治家など、著名人の間で度々明るみになる「不倫問題」。
週刊誌などで報じられる度に、CM降板、謝罪会見、SNSが炎上……といった大騒ぎが繰り広げられます。
そのバッシングの火花の激しさを受けて「日本人は不倫が嫌いで、皆清廉潔白に生きているのだ」「なんて真面目な民族なんだ」と感心しそうになる。
ですがふと周囲の人々を見回してみると、実は不倫、不倫、不倫……。不倫カップルの多さにびっくりすることがあります。
また、不倫というのは泥沼化しやすいことも特徴です。
一度足を踏み入れると、なかなか関係を解消することができません。
この不倫関係は、男女を陥れる恐ろしい魔力があるのかもしれません……。
そこで今回は、実際に不倫関係にあった方々に、「不倫をやめようとおもったきっかけ」について伺いました。
今まさに悩んでいる人、片足を踏み入れている人たちの冷静になるきっかけになれば、幸いです。
1.慰謝料が怖い
「既婚者の彼からベッドに誘われて始まった不倫でしたが、気がついたら私が彼にはまっていました。
『なかなか会えない状況』というものが、あったときの嬉しさを増大させてしまうのが不倫です。やっと会えた際には、『後は野となれ山となれ』です。
そこで、私の頭の中につねにあった不安要素は『奥さんにバレたらどうしよう』ということです。いつもびくびくしながら、背後に怯えて生活していました。
そんな日々に疲れてしまったので、彼に別れを告げました」(36歳会社員/女性)
不倫の最大のリスクは、相手もしくは自分の配偶者にバレたときの慰謝料ですね。
一般的な数十万〜100万円。
しかし、これは夫婦関係を継続する場合で、それがきっかけで夫婦が別れてしまった場合は、300万まで膨れ上がることもあるようです。
冷静にさせてくれるには十分な金額ですね。
2.子供の人生を破壊する
「私はかつて、既婚者で子持ちの男性と不倫関係にありました。
しばらく関係を続けているあいだに、お子さんも連れてデート……なんていうことも。
『将来は私がお母さんになるのかな?』なんていう妄想も。
子どもがかわいければかわいいほど、私の心は苦しさであふれてきました。だって、私たちの関係がバレたりした場合、この子もダメージを受けることになるじゃないですか。
大人たちの欲望によって、子どもたちの人生が左右される。
そう思うと、途端に冷静になり、やがて彼にはなんとなく合わなくなりました」(39歳会社員/女性)
確かに、年齢にもよりますが、お子さんたちは何も悪くないイノセントな存在。
そんな存在を目の当たりにして、自分が彼らの人生にダメージを与える可能性があると考えると、冷静になるべきかもしれません。
とても賢明な判断だと思います。やはり誰かを巻き込むことになるというのは、恐ろしいことですね。
3.物理的に攻撃されるかもしれない
「私が不倫をやめようと思ったきっかけは、何よりもバレてしまった場合、相手の配偶者のことが心配になりました。
そもそも離婚寸前のお互いに関心を失ってしまった関係性ならばまだしも、通常通り夫婦生活を営んでいたら、夫の不倫(行動の変化)は、奥さんに絶対にバレる。
女性はそういうところに非常に敏感なので。
そして、もしバレた場合、何をされても文句は言えないと思ったのです。例えば、自宅や会社に怒鳴り込まれる、最悪の場合はちょっとした武装もしているかもしれません……。
それか、その攻撃が内側に向いてしまう可能性もあります。それを感じてから、彼との距離が自然と遠のいていきました。」(30歳無職/女性)
もし不倫が明るみになってしまった場合、相手の配偶者のダメージも考慮しなくてはならないですね。
冷静さを失った人は、何をするかわかりません。
もちろん誰かを怒らせた場合は、物理的な被害があなたにいくこもあるかもしれません……。
さいごに
以上、「不倫をやめようと思ったきっかけエピソードBEST3」いかがだったでしょうか?
現実的な不倫のデメリットが、リアルな実体験とともに明らかになったと思います。
「誰かをなんとなく傷つける」「なんとなく不貞だ」というだけではなく、不倫にはいくつものデメリットがあり、そのダメージも多方向に渡ります。
しかし、人間そんなにメリットとデメリットをいつも冷静に天秤にかけて生きているわけではりません。
人を好きになるということは衝動的で抑えられない感状です。
だからこそ、必要以上に冷静に、既婚者にはまりそうになったときは、この記事のことを思い出してみてください!
(吉田ヨシヲ/ライター)
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