永遠の愛を誓い合って夫婦になっても、その誓いを破られてしまうことは少なくありません。
熱烈なアプローチを受けて結婚したサナエさん(仮名)も永遠の愛を誓ったのに裏切られた女性のひとり。
今回はサナエさんが遭遇した旦那の浮気、そして発覚後の驚きの言い訳を紹介します。
「運命の人」といわれて結婚
旦那のケイスケ(仮名)との出会いは、会社の同僚から紹介されたのがきっかけでした。
「いいヤツなんだけど、出会いがなくて困っている」といわれて、わたしと同僚とケイスケの3人でお酒を飲むことになったんです。
ケイスケはイケメンってタイプではないんですけど、聞き上手ですごく自然におしゃべりを楽しめるなって思いました。
でも正直初対面の時点では「彼氏としては微妙かな」って思ったんですが、ケイスケのほうはわたしをすごく気に入ったみたいで、その日から熱烈なアプローチが始まったんです。
毎日のようにLINEで「また会いたい」「こんなに素敵な人は初めて」とか口説いてきました。
正直、こんなに積極的にアプローチされたことなかったので、嬉しかったですね。
それから頻繁にデートをするようになり、「俺は運命の人だと感じている」なんてよく考えるとクサイ告白にクラっときて交際するようになりました。
それから3年の交際を経てわたしは27歳、旦那のケイスケは29歳のとき結婚。
交際期間中もわたしに夢中なのがすごく伝わってきたので、幸せな未来しか見えていなかったですね。
夫が同窓会に参加
結婚して5年、子どもも授かり、華やかさはないけど平凡で幸せな日々をすごしていました。
旦那は恋人時代と変わらずに愛してくれていて、結婚してからも大きなケンカをすることもなく、「この人を選んでよかった」と自分の選択に満足してましたね。
旦那が「運命の人」と思ってくれたように、わたしも「ケイスケが運命の人」だったんだって思えていました。
そんなある日、旦那に中学時代の同窓会の連絡が届いたんです。
中学卒業後に父親の仕事の都合で別の県に引っ越していた旦那は、それ以来中学時代の友達と会っていないらしく「絶対に行きたい」とのこと。
わたしも別に止める理由もなかったので、「楽しんできて」ってOKしました。
たしかに、同窓会で元カノと再会して、気持ちが再燃するなんてシチュエーションもありますけど、旦那に限ってそれはないだろうって。
でもそれが裏目に出るとは思いませんでしたね。
日々おかしくなる旦那の行動
その当時はすぐに気づかなかったんですけど、思い返してみると同窓会に参加して以降、旦那の態度や行動が不自然になっていましたね。
まず仕事が終わったらすぐに帰ってきてたのに、帰りが遅くなるようになりました。
聞いてみると、「仕事が終わらなかった」とか「同僚と飲んでた」って言うんですけど、それまでは、仕事で終電間際になることなんてありませんでしたし、同僚とお酒を飲むなんてこともなかったんですね。
あとはスマホをディスプレイが見えないように、うつぶせに置くようになったり、トイレや風呂場にまで持ち込むようになったりしたのもかなり不自然でした。
「うつぶせに置いたほうがバッテリーを節約できる」「仕事の連絡が来るから手放せない」とか言ってましたが、これも怪しすぎますよね。
なにより決定的だったのが、それまで好きなのが丸わかりな態度だったのに、あからさまにそっけない態度になっていったことです。
これはひょっとしたら、「浮気しているかも」と考えるようになりました。
このエピソードは、後編へ続きます!
後編は5月26日(水)20:30に公開予定!お楽しみに!
(大船くじら/ライター)
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