不倫された人は、ほとんどの場合、「まさか、自分が不倫されることになるとは思わなかった」と言います。
エリコさん(仮名)も、「うちの夫は不倫するタイプではない」と思い込んでいる女性のひとりでした。今回は、そんなエリコさんの衝撃の不倫サレ・エピソードの後編をご紹介します。
前編では、優しい夫のスーツのポケットから、ラブホテルのポイントカードが出てきました。後編では、不倫の証拠を掴んでしまったエリコさんのその後をご紹介していきます。
前編はこちら:「優しい旦那がまさかの不倫!? 衝撃の不倫エピソード【前編】」
このまま、何もなかったように過ごす方がいい?
エリコさん(仮名)も、「うちの夫は不倫するタイプではない」と思い込んでいる女性のひとりでした。今回は、そんなエリコさんの衝撃の不倫サレ・エピソードの後編をご紹介します。
前編では、優しい夫のスーツのポケットから、ラブホテルのポイントカードが出てきました。後編では、不倫の証拠を掴んでしまったエリコさんのその後をご紹介していきます。
ラブホテルのポイントカードを見つけたとき、最初、激しい怒りがわいてきました、続いて、予測もしなかった感情が胸に去来しました。「見なかったことにしよう」私はそう思ったのです。
夫の浮気を見てみぬふりをして、やり過ごそうとするなんて、なんてプライドのない女性なのだろう、と昔の自分なら思ったと思います。
でも、もう安定した生活を送っていて、かわいい息子もいる。壊すには大きすぎる平和な日々がここにあるゆえに、「不倫に対して怒る」という当然のことすら、とてもハードルが高く感じたのです。
このまま、何もなかったように過ごそう。私はそう決めて、ポイントカードを元の位置に戻しました。
増えていくポイントカードのハンコ。やっぱり我慢できない
それから一ヶ月後、やはり、気になってふたたび夫の財布を見てみると、前回は8個だったポイントカードのハンコが10個になっていました。
一ヶ月の間に、2回、不倫をしていたわけです。今度はこのカードをもって、半額でホテルを利用するのでしょう。そう考えたら泣けてきました。情けなくて消えたくなりました。
私はその日、夫が帰ってくるのを待って、「全部知っているから白状しろ」とせまりました。はったりでした。知っているのはラブホテルのカードがあるというだけ。でも夫は顔面蒼白になって、次々と自分がしたことを自白しました。
家事や育児の合間に不倫をしていたこと、ときには子どもをつれて不倫相手と会っていたことが夫の口から語られました。
ほとけ夫のバケの皮が剥がれ、そこには卑劣な人間がいた
夫は、神夫でも、ほとけ夫でもなく、卑劣な人間だったのだ、と思いました。夫は、許してほしいと土下座をしました。許せない、と思いつつも、別れることは億劫に感じ、許すことに決めました。
その場で不倫相手を呼び出し、家にきてもらい、もう二度と不倫をしない、と念書を書いてもらいました。一度でも再び夫と連絡をとったら、罰金200万を支払う、とも記載してもらいました。
不倫相手は、普通の女性でした。あまりの普通っぷりに拍子抜けしたくらいです。
よく、夫が不倫したら、夫ではなく不倫相手が憎くなる、と言いますが、不思議と私はその女性に対しては強い感情は持てませんでした。ただ、夫に対する失望だけがありました。
夫は不倫相手と別れ、私たちの平和な日々は戻りました。いや、平和なのは表面だけで、実際のところ、家庭が安心できる場所だと思っているのは、この家には誰もいないのかもしれません。信頼感は消え去り、不信感だけがうずまいている我が家です。
いつか、また暖かい気持ちを夫にもてる日がくるのでしょうか。そんな日がくることは、今は想像もできません。
今来 今/ライター
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