「まさかこの人が不倫をするわけがない」と思っていた配偶者に裏切られた、という人は少なくありません。
八木咲子さん(仮名・30代)もそんな、信じていた相手から裏切られた女性のひとりでした。今回は、咲子さんの体験談をご紹介します。
誠実さを絵に描いたような夫
私の夫は、誠実さを絵に描いたような人なんです。友人の紹介で出会ったのは、お互い30代半ばに差し掛かったころ。
ある程度名前の通った家具メーカーで営業職をしていた夫は、緊張した面持ちで初デートに現れました。
服装はおしゃれではなく、女性と付き合った経験もほとんどない彼、正直、若い頃に出会っていたら、彼の良さには気付けなかったと思います。
でも、最初から結婚を前提に付き合ってほしい、という彼の誠実さに、そろそろ結婚して子どもがほしいと考えていた私の気持ちは動きました。
何度かデートを重ねるうちに、彼の真面目で努力家なところも、とても素敵だと感じるようになりました。
付き合い始めて半年で婚約し、すぐに両親に紹介。トントン拍子に、結婚に至りました。
母は、「真面目そうないい人と出会えてよかったね」と喜んでくれました。
結婚、出産、退職。幸せな日々…のはずが
結婚後すぐに妊娠し、子どもに恵まれたのは本当に幸運でした。
ただ、娘が生まれてからも仕事を続けるつもりでしたが、思うように育児ができず、仕事復帰後、数ヶ月で退職することになりました。
海外ブランドのマーケティングの仕事には情熱がありましたし、続けていきたいと考えていたので、つらい決断でした。
しかし、娘のことを考えると仕方ないと思いました。
夫は、育児、家事にも積極的でした。
仕事が忙しいため限度はありましたが、娘を溺愛しているのが明らかで、娘のためにはなんでもするという意気込みも感じられました。
私は、慣れない育児をこなしながらも幸せを感じていました。
夫は働き者だし、浮気の心配も皆無。
娘は天使のようにかわいいし、娘がある程度大きくなったら、マーケティングの仕事に戻ることも不可能ではないだろうと未来に希望もありました。
しかし夫のスーツをクリーニングに出そうとしたとき、この幸せは私が思うより脆いものだったのだと気がつきました。
夫のスーツから不倫の証拠!ラブホテルのポイントカード発見
夫のスーツのポケットから、ラブホテルのポイントカードが出てきたのです。
そのピンクのポイントカードは、20回利用したら一回が無料になる、というものでした。
私が見つけたとき、すでに19回のスタンプが押されていました。
私は、夫とは妊娠以来一度も夜を共にしていませんでした。
行為をしようという気にもなりませんでしたし、夫からも求められませんでした。
夫は私の産後の体を気遣ってくれているのだろうと思っていたのに、そうではなかったのです。
この話の続きは後編で!
このエピソードは、後編へ続きます!
後編は3月21日(日)20:30に公開予定!お楽しみに!
(今来 今/ライター)
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