誰でも結婚相手に対しては、一度は「運命の人だ!」と、思いますよね。
しかし、その「運命の人」が、実は既に家庭を持っていたらどうしますか……?
今回は、既婚者と恋愛し、自覚なく不倫という泥沼に足を踏み入れてしまったエピソードを紹介します。
飲み屋で出会った彼氏
わたしの名前はナオミ。アラサー独身で、長年彼氏なし。
真面目な結婚とか恋愛よりも、楽しくて刺激的な遊びばかり優先してきました。
その日も、わたしは遅くまで友達と飲んでいました。
飲み屋の中でたまたま隣の席に座っていたサラリーマン軍団と意気投合し、その晩はその集団と飲み明かすことに。
その集団のうちの1人の男性と目がよく合って、そのうち2人で話すようになりました。
魅力的な彼にどんどん惹かれていく
彼の名前はユウタ。同い年の営業マンでした。営業マンなだけあってかとても気の利く男性で、彼の優しさにみるみる自分が惹かれているのがわかりました。
そして、その日ユウタと連絡先を交換し、何度かデートを重ねわたしたちはお付き合いをすることに。
ずっとちゃんとした彼氏ができてなかったので、優しい彼とのお付き合いはとても新鮮でした。
わたしたちは毎週末デートをして、電話もなるべくほぼ毎日していました。
お付き合いは順調に進み、半年経った頃にわたしから結婚についてチラつかせるようになっていきました。
妊娠疑惑……?
彼氏がいない頃は結婚なんてどうでもよいと思っていたのに30近かったのもあって、彼氏ができてからは少し結婚に対して焦っていました。
しかし、彼も結婚についてもポジティブで、積極的に一緒に結婚式場巡りをしてくれて、雑誌も一緒に読んだりSNSで結婚についての情報を見たりしてくれました。
「正式なプロポーズは無い代わりに」と言って、お揃いの時計もプレゼントしてくれて、わたしは幸せの絶頂に。
そんななか、毎月順調にきていた生理がその月だけ遅れていました。
わたしは彼とのセックスで心当たりがないわけではなかったので、妊娠を疑いました。
「順番はちょっと間違えちゃったけど、結婚の話を進める良いきっかけかな? 彼もきっと喜んでくれるよね」
報告したときの彼の嬉しそうな顔が目に浮かびます。
さっそく彼に、「実は妊娠してるかも。生理が遅れてるの」と、報告をしました。
「え……!? 本当?」
さぞ喜んでいるだろう、と彼の顔を見ると、彼の表情は……?
驚きの彼氏のリアクションとは
「結婚を約束した彼氏との間に子供ができたかも?」と思ったら、嬉しいものですよね。
当然彼氏も喜んでくれるはずですが……?
後編に続く……
(ライター/mashu)
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