お気に入り

※コラム内にプロモーションが含まれている場合があります。

夫が浮気をした場合、普通であれば慰謝料を請求することができます。不倫の慰謝料の相場は約40万~200万円といわれています。人によっては「私はこれだけ苦しんでいるのに、これだけしかもらえないなんて…少ないけどもらえないよりはマシ」と思う金額かもしれません。

 

ですが、この慰謝料、場合によってはゼロになってしまうケースもあるのです。今回は夫が浮気したにも関わらず、慰謝料がもらえないケースについて解説していきます。

 

「夫の浮気を疑っている」「慰謝料がもらえるか心配」という方はぜひ参考にしてみてください。

 

浮気した夫から慰謝料をもらえないケース①夫婦関係が破綻している

 

浮気の慰謝料は、婚姻関係が続いている場合にのみ発生します。

 

婚姻関係が破綻してしまったあとで浮気が始まった場合には、慰謝料の請求は難しくなります。「婚姻関係が破綻しているかどうか」は、さまざまな要因をもとに判断されます。妻の方が婚姻関係が続いていると思っていても、夫の方は、もう完全にうちの夫婦は終わっていた、と考えるなど、意見の食い違いが見られることもあります。

 

ただし、夫婦ふたりの感情はどうあれ、別居期間が長い場合は、婚姻関係が破綻していた、とみなされがちです。

 

たとえば、5年ほど別居していて、そこから浮気が始まったとなると、「夫婦関係が破綻したあとに関係が始まった」と認識されるため、慰謝料がもらえない可能性が高いと言えます。

 

浮気した夫から慰謝料をもらえないケース②肉体関係があったという証拠が無い

 

また、夫も浮気相手も浮気の事実を認めておらず、証拠も無い場合には、慰謝料を請求することは難しくなります。

 

法律上は、浮気とは不貞行為、つまり肉体関係のことです。慰謝料を確実にもらうためには、夫と浮気相手の間に肉体関係があった、という証拠をきっちりそろえておかなければなりません。そのための証拠として強いのは、「ラブホテルへの出入り写真」「浮気相手の自宅への出入り写真」です。

 

浮気した夫から慰謝料をもらえないケース③時効が過ぎている

 

浮気にも時効があります。

 

浮気の時効は、「配偶者の浮気の事実を知った時から3年間」または「不倫関係が始まったときから20年間」のどちらか短い方が基準になります。

 

「あとで請求しよう」と思って放置しておくと、いつのまにか時効を迎えてしまっていた、という事態にもなりかねません。慰謝料を請求したいなら、浮気が発覚した時点ですぐに請求の準備を始めるのが得策でしょう。

 

さいごに

 

今回は、夫から浮気の慰謝料がもらえないケース3つをご紹介してきました。

 

浮気の慰謝料をもらうためには、「婚姻関係が続いている」「夫が浮気を認めているか、証拠がある」「時効を迎えていない」必要があります。慰謝料請求を確実に行いたい場合は、夫に浮気を認めさせ、証拠もおさえ、できるだけ速やかに請求準備を進めましょう。

 

今来 今/ライター

 

■「地獄行くわよ!」これがW不倫で破滅した男女の現状だ!
■不倫占い|二人の関係がもたらす愛と葛藤の意味
■ダブル不倫はまだマシ!? 不倫や浮気の「計り知れない代償」エピソード

 

お気に入り
不倫】の最新記事
  • 不倫の恋でも、幸せになることを諦めたくないあなたへ
  • 【不倫体験談】既婚者の彼の「本心」を知る方法
  • 人気占い師に聞く!「不倫の恋」を長続きさせるコツ
  • 何食わぬ顔でW不倫。サレタガワの完全復讐計画談〜後編~
  • 何食わぬ顔でW不倫。サレタガワの完全復讐計画談〜前編~
  • 職場不倫する夫……サレ妻が不倫の証拠を会社に送ったら「後編」
  • 職場不倫する夫……サレ妻が不倫の証拠を会社に送ったら「前編」
  • これがサレ妻の新しい復讐法!惚れ直させてから離婚したら〜後編~