「最初はただの遊びだったのに…」と不倫の沼にハマってしまう男性は少なくありません。なぜ社会的地位やお金を失うリスクがあるにもかかわらず、不倫を止められないのでしょうか。
遊びと割り切れずに不倫にハマってしまう男性心理を、心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。
自分に自信がない
不倫にハマる男性は、自分に自信がないため、常に「誰かから必要とされたい」という心理を抱えています。
パートナーとの関係性が冷めてしまうと、認められている・必要とされる心理はなかなか満たせません。
そんな状況で、不倫相手が“自分のことを求めてくれる存在”になってしまうと、不倫を止めたくても「誰からも必要とされない人生に逆戻りしてしまう」と考え、抜け出すに抜け出せなくなってしまいます。
つまらない日常に戻りたくない
不倫は非常に大きな刺激を与えてくれます。会社と家の往復を繰り返すだけの、変化が全くない生活に退屈間を覚えている人は珍しくありません。
そういう人が一度不倫を経験してしまうと、「退屈な日常には戻りたくない」という心理が生じてしまい、不倫にハマってしまいます。
リスクがあるとわかっていても、むしろリスクがあるからこそ、不倫を止めることができなくなってしまうのです。
現状を変えたくない
欲に支配されただけではなく、「現状を変えるのがめんどくさいから」という心理から、不倫にどんどんハマってしまう人もいます。
人間は変化を嫌い現状維持を好む心理“現状維持バイアス”を有しており、現状を変えるために行動することに激しい抵抗感を覚える生き物です。
この現状維持バイアスの影響により、バレるまで不倫を止める努力をせず、ズルズル引き延ばしてしまう人もいます。
家庭内のストレスを発散できる場を失いたくない
社会学では家庭や職場以外の第三の居場所“サードプレイス”という概念があります。
サードプレイスは、家庭や職場で担わなければいけない役割から開放させてくれたり、表立っては発散できない自分の苦労を話せたりなど、メリットがとても多いです。
そして、不倫にハマってしまう男性は、まさに不倫相手がこのサードプレイスになっていることが珍しくありません。
パートナーに対して優越感に浸りたい
不倫という行為にハマってしまう男性は、何も刺激や逃避といった心理が働いているわけではありません。
パートナーに対して激しい憎悪を抱いている男性が「自分は外では女性に愛されているんだ」という優越感に浸りたい・屈辱感を味あわせたいがために、不倫に走ってしまい、どんどんハマってしまうケースもあります。
この心理から不倫している男性は、不倫を心の支えにしているため、パートナーとの関係が好転しない限り、バレるまで不倫を続けるでしょう。
まとめ
不倫にハマってしまう心理は非常に多様です。今回ご紹介した5つの心理を覚えておくと、自分自身が不倫されるリスクを減らせるので覚えておきましょう。
(高萩陽平/ライター)
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