リモートパパ活が流行り始めてしばらく。身近な人にバレて頭を抱えている人もちらほら出てきていることでしょう。
子どもも妻も差し置いてリモートパパ活を楽しんでいた夫に気づいた女性は、不倫として罪に問うことができないことを残念に思いながら、自らの手で制裁を加えることに……!
さて、どんな仕返しで夫の目を覚ますのでしょうか?
後編スタートです!
前編をまだお読みでない方はこちらから→「リモートパパ活にどハマりした夫に制裁を【前編】」
目次
不倫でなくても家族を蔑ろにした罪は重い!
若い女の子にうつつを抜かし、金を注ぎ込んだ上、家族を蔑ろにした夫にどんな仕返しをしてやろうかと考える時間は楽しかったです。
純粋なパパ活をしており、体の関係は持っていないようだったので、慰謝料の請求などは難しそう。
でも、いくらだって夫を懲らしめる方法はあります。
悩み抜いて、私はパパ活アカウントを作って夫に接近し、初顔合わせで驚かせる手段に出ました。
まずは、夫が好きそうな女の子を作り上げるところから。
これは難しくありません。年齢も、バイトも、趣味も、夫の好みに寄せて登録して。
「はじめまして! プロフ見て気になりました。もしよかったらお話ししませんか?」
メッセージを送ったら、準備完了です。
夫の好みを知り尽くしている妻を侮るなかれ
はたして夫は、その日中に引っかかりました。
顔写真は、事情を話して「協力する!」と言ってくれた友人のものを加工して使ったので、どうやらバレていないよう。
それから、メッセージで夫の好きなアイドルの話を聞いたり、架空の私がバイトでやらかした可愛い失敗談で盛り上がったりして、夫を夢中にさせます。
すでにパパ活相手の女性がいるので、これはちょっと苦労しました。
しかも、子どもの面倒を見ながら、夫には気づかれないようにメッセージのやり取りをしなくてはなりません。
しかし苦労の甲斐あって、オンラインツールで顔を合わせてお話しできることに!
これはまだお伝えしていませんでしたが、パパ活アカウントの誕生日は、本当の誕生日の前日に設定してあります。
「初の顔合わせでは誕生日を祝ってほしい!」と、メッセージを送ると、
「もちろん! お手当も弾むね」と、完全に気づいていない様子。
着々と仕返しの舞台を整えて。いざリモートパパ活
一方、リアルでは夫に、
「誕生日の前日、友だちがお祝いしてくれるらしくて。夜出かけてもいい?」
「前夜祭? いいよ、行っておいで。高校の友だち?」
「うん、そうそう。子どものことよろしくね」
こんな会話をして、準備完了。パパ活女子に会えるとワクワクして画面を覗く夫の表情がどんなふうに変化するのか、今から楽しみで仕方ありません。
パパ活女子と思いきや、そこに現れたのは……
訪れた作戦決行の日。
顔写真を貸してくれた友人宅で、そのときをウキウキしながら待ちました。
最初、わざとカメラをオフにしてスタートすると
「……あれっ? カメラがついてないみたいだよー。お顔見せてー」
こんなあまーい声を聞くのは久しぶりです。苦笑いをしながらカメラをつけました。
「……えっ。え? えっと……」
「どうもー、ドッキリ大成功って感じだね。バレないと思ってたの?」
「あ、待って、うそ……ご、ごめん、そんなつもりじゃ……」
最後はなにやらごにょごにょ言って、そのまま通信を切ってしまいました。
家族を守り抜いた妻にあっぱれ!
協力してくれた友人には、後日ご飯をごちそうする約束をして帰り、夫ととことん話し合いました。
パパ活女子と思っていた相手が自分の妻だったのがよほど衝撃だったのか、私の言うことを全部呑んで、平謝りしてきました。
「不満があるなら勝手なことをしないで、相談するように」
これだけは最も強く念押しして、二度とパパ活には手を出さない、と言わせました。
こうして、パパ活にうつつを抜かし家族を蔑ろにした夫への制裁完了です。
効果抜群だったので、似たような状況にお悩みの方はぜひお試しください!
(廣瀬伶/ライター)
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