好きな人に愛情表現を示していますか?
愛情表現の示し方は、人それぞれです。
言葉で「好きだよ」と積極的に言う人もいれば、無口だけど態度で示す人もいるでしょう。
女性のなかには、直接言葉で言って欲しい人もいれば、気持ちが伝わっているから「まあいいか」と満足感を持って付き合っている人もいるでしょうか。
愛情表現の仕方から、相手の人となりが見えてくる部分は多いです。
今回は、そんな愛情表現の仕方を血液型別にまとめてみました。
自分では「愛されていない」と思っていても、相手は相手なりに愛情表現を示しているかもしれません。
ぜひ相手の人となりや、相性の参考にしてみてくださいね。
目次
A型の場合
A型:相手のために尽くしてくれる
A型は義理と人情を大切にするタイプです。理屈よりも感情が先立つので、困っている人がいれば放っておけず、今すぐでも駆けつける優しいタイプが多いでしょう。
情に弱いことから、人のためなら自分が多少犠牲になってでも、周囲のために尽くそうと考えます。よくA型は我慢の人といわれるのも、このためです。
また、こうした姿勢は仕事、友人関係に限らず、恋愛にも当てはまります。
好きな人がいま、何を考えて、何を欲しているのか――。
空気を読むのが人一倍上手なA型だからこそ、好きな人の要求にも気づける、気遣い上手な人が多いでしょう。
デート中も「寒くない?」「どこに行きたい?」と、相手の気持ちに配慮し、自分の要望よりも相手の要望を優先させる優しい人が多いと思います。
相手への愛情を徹底し、細かい気配りを欠かさないのは、それだけ相手のことが好きだからでしょう。
元々優しい人が多いA型ですが、好きな人への尽くし方はその比ではありません。
A型:口では言えないけれど……
周りへの配慮を徹底するあまり、自分の気持ちを置き去りにしてしまうことが珍しくありません。
元々消極的で受け身なタイプが多いA型は、恋愛においても異性から強引に迫られると、断れない一面があります。
逆にグイグイと迫れると、相手のことを気になってしまうほどです。
だからこそ、自分の意見を言うことを躊躇い、自分の気持ちを我慢してしまう側面もあるのでしょう。
決して「大好き」「愛している」といった、ストレートな言葉を言えるほどの男らしさはありません。
親しい友人関係のように、なんでも気軽に話せて、相談できるのはA型ならではの良さです。
A型が気軽に本音を打ち明けられるのは、本当に相手のことを信頼し、お互いにいい関係を築けているからでしょう。
それだけA型の愛情が深い証拠であり、だからこそ些細なことまで話せられるのでしょう。こうした見方からも、A型の愛情を見抜くことができますし、愛情表現のひとつにもなってくると思います。
B型の場合
B型:熱しやすく冷めやすい愛のカタチ
B型は数ある血液型のなかでも、ひと際男らしいタイプです。異性に対してストレートに接し、アプローチも積極的に行います。
好きの気持ちは見ていてわかりやすく、一目瞭然でしょう。「好き好き」「愛している」といった言葉も、臆せず使って気持ちを伝えます。
ただ、「男は家庭よりも仕事」と言い切るタイプであり、一度異性をものにしてしまうと、釣った魚にエサをやらない状態になることも……。
元々熱しやすく冷めやすい血液型なので、気になる人への態度が急変することも珍しくありません。
あれほど夢中になっていた相手に急に冷たい態度を取ったり、横柄な態度を取ったりすることもあるでしょう。
しかしそれは、好きな人にそれだけ心を許している裏返しだと思います。
いざ好きな人と別れたり、離れたりしてしまうと、途端に気持ちが揺らぎだすのもB型ならではでしょう。
普段はどんなに蔑ろな態度を取っていても、本当は愛情深いのも彼らの素顔なのです。
B型:「自分を理解してほしい」と迫る
よくB型は自己中心的な性格といわれます。自分が「これだ」と決めたことは、周りが見えなくなるほど、没頭するタイプです。
あまり自分からアプローチをしないB型も少なくなく、その場合、自分の考えを相手に理解してほしいと、コミュニケーションを取ることが多いでしょう。
自分の仕事ぶり、趣味、好きなことなど。
なんでもいいのですが、「自分のことをわかってもらいたい」と思うのは、相手が好きな人だからです。それを受け入れてくれる人のことを好きになり、好印象を抱くでしょう。
元々B型は、人の好き嫌いが多い血液型です。
だからこそ、B型が好きになれる人は貴重な存在なのです。同じ仕事、趣味、プライベートを通じて、「もっと仲良くなりたい」と思うB型は多いと思います。
コミュニケーションの取り方が不器用なB型ですが、彼らの愛情の示し方はこうしたところから表れます。
彼らの愛情表現を見逃さず、好意があればぜひ受け止めてあげてください。心から受け止めなくても、フリだけでもいいと思います。
「そうなんだ」「〇〇らしいね~」と理解を示す素振りを示すだけでも、彼らは満足し、好きな人への愛を持続させるでしょう。
O型の場合
O型:聞き上手で愛を示す
O型はおおらかで、感情的ではなく冷静な血液型です。自分が興味のないことも「うんうん」と頷いて聞いてくれることから、安心感を抱く人も多いでしょう。
好きな人に対する態度も同じです。特に女性は話して共感を得たり、精神的
なバランスを保ったりしている人が少なくありません。
O型のように聞き上手な人の存在は有難く、そこから愛情を感じ取ることは多いでしょう。O型も好きな人の話となれば、注意して話を聞くでしょうし、配慮も見せると思います。
具体的には、相手の話したことや、行動を細かく覚えているはずです。
好きな人のことはどんな些細なことでも気になるもの。興味関心が高いから、聞く姿勢をとことん大事にするのでしょう。
元々どんなに優しい人でも、好きでもない人にそこまでの愛情は示さないと思います。普段なら自分の本音を話すことをためらうO型も、好きな人には本心を伝えるでしょう。それだけ、相手との関係を重視しており、自分を晒すほど好きだからです。
O型:ロマンティックな演出をする
O型はロマンティックな演出をするのが得意です。感じのいいレストランを予約したり、さりげなくプレゼントを用意したり、「大好きだよ」と口にしたりするなど。まるで少女マンガのような、理想的な恋がO型は巧みにできます。
それもこれもO型は、人を喜ばせるのが上手だからです。
相手を観察するのが得意なO型は、相手の人となりを把握するのが、とても上手です。この辺りは、O型が聞き上手であることにも関係があるでしょう。
すべてが計算ずくめでやっているわけではありませんが。どうしたらいい方向に持っていけるのか、それが瞬時にわかるのがO型の賢いところです。
逆に、O型がこれほどまでに熱心にアプローチをするのは、相手のことが大好きだからでは……?
普段何を考えているか、本音をあまり見せないO型も、好きな人への態度から愛が本物かどうか、見抜けることは多いと思います。
それとなく注意して、彼らの行動を注意深く観察してみてください。普段のキャラクター以上に優しかったり、サプライズが富んでいたりするはずです。
AB型の場合
AB型:猫のように気ままな態度
AB型は感性でモノを考える自由人といわれます。
昨日まではあんなに「大好き」と言っていたのに、今日になったらその態度が嘘かのようにそっけない態度をとるのが、AB型の特徴です。
その行動は、まさに猫のように気まぐれです。しかし、当人にとっては、計算しているわけではなく、あくまでも本能のままに行動しているのに過ぎないでしょう。
元々恋愛に対して、過剰に入れ込むタイプではありません。かといって、急に冷たい態度をとることが、彼らの本心でもないでしょう。
相手にとってこれ以上の小悪魔さ加減でで、振り回される恋人はいないと思います。
ですが、ちょっとワガママに見えて、手の付けられない言動が、彼らなりの愛情表現と考えられると、可愛く映る部分もあるかもしれません。
AB型:自由にさせてくれることへの感謝
AB型は束縛されることを嫌います。元々人間関係の築き方も、ほどよい距離感がいいと感じるタイプです。大人数でワイワイと騒ぐよりも、親しい人数で静かに話すほうが、好ましいと思うでしょう。
相手がどんなに好きな人でも、自分のテリトリーを持っている人が少なくありません。
好きな人にとっては、不安要素のひとつになるポイントですが。当人にとっては、仕事や趣味、人間関係など。自分の世界を持つことが、自分の生きがいになっていることも多いです。
彼らの世界を崩さず、遠くからでも温かく見守ってくれる。そんな人がいれば、決して好きな人のそばを離れることはしないでしょうし、離れてもいずれは戻ってきます。
彼らの愛情表現があるとすれば、なんだかんだ好きな人の傍が一番落ち着くことではないでしょうか。あまりあれこれととやかく言わない飼い主=好きな人が、大好きと思っている可能性は高いです。
ということは、自由にさせてくれることに感謝を示すことが、AB型の愛情表現になるかもしれません。
おわりに
いかがでしたか。愛情表現の示し方は、人によって様々です。
血液型によって、その人の性格や考え方の傾向が見られることもあるでしょう。
好きな人の血液型に着目することで、その人の人となり、愛情の示し方が見えてくることもあると思います。
付き合っていれば、相手の行動を疑って不安になることもあるのでは……?
そうしたとき、相手のことを信じられるように、相手といい関係を築けるように――。ぜひ彼らの真意を見抜いて、ステキな恋愛ができるよう、血液型をヒントに使ってみてくださいね。
(柚木深つばさ/ライター)
【参考文献】
『気になることが全部わかる!怖いくらい当たる「血液型」の本』長田時彦(三笠書房)
■【血液型別】A型、B型、O型、AB型各星座の恋愛傾向
■A型、B型、AB型、O型のとってしまいがちな行動「あるある」
■血液型別の裏性格! A型、B型、O型、AB型まとめ