日本人に最も多いといわれているA型。
かたや、最も少ないといわれているAB型。
このふたつの組み合わせは、相性としてどうなのでしょうか。
今回は、A型とAB型の相性について考えてみました。
A型女性×AB型男性
A型は情を大切にするタイプです。特に女性の場合、感情でモノを考え、その体質は母性的です。対するAB型は、感受性に溢れているタイプです。
A型女性にとって、AB型男性は刺激をもたらす相手。いたずらっ子のように映るAB型男性は、A型女性にとって「何とかしてあげたい」といった気持ちに駆られるでしょう。
A型女性は最も女性らしく、恋をしたら相手にべったりと、一緒にいたいと思うからです。
しかし、AB型男性は打って変わって、自分の世界を持っていたいタイプです。
こうした組み合わせなので、A型女性の献身的な尽くしぶりが、鬱陶しく感じられてしまうことはしばしばあるかもしれません。
お互いがうまくやっていくためには、A型女性がAB型男性に配慮する形と取ることが最善でしょう。
AB型男性が自分自身を変えようと我慢することは、ストレスになってしまうからです。
お互いがいい関係でいるためには、まずはお互いのこうしたタイプを理解すること。
そして、AB型男性が居心地のいい距離感で付き合うことを、A型女性が意識することが近道だと思います。
相性としては悪くないので、お互いのちょっとした気遣いが、相性を良くする手立てになります。
A型男性×AB型女性
A型男性にとって、AB型女性は魅力的に映る存在です。例えるなら、猫のようなものです。甘えてきたと思いきや、急にそっぽを向いて、主人を翻弄させる存在。
その気まぐれさ加減が、A型男性にとって危なっかしくも映り、かわいくも思えるのです。
A型男性は真面目な性格で、羽目を外すことは滅多にしません。そうしたタイプだけに、AB型女性の存在が刺激的に映るのでしょう。
かたやAB型女性は、こうしたことを意識しているわけではありません。すべては、AB型にとって自然体なのです。
付き合い始めは、A型男性もAB型女性の存在がかわいげに映ります。しかし、問題は付き合いが長くなってきたときです。
AB型女性の行動がわからず、A型男性は深追いしてしまいます。「ほかに好きな人ができたんじゃないのか?」「俺のことが嫌いになったんじゃないか?」など――。
それでもA型男性は、AB型女性を責め立てることはせず、自分一人で我慢してしまいます。
相性としては決して悪くありません。相性の良さは、こうした事態にふたりが気づくことです。
AB女性も自分の気まぐれさ加減を自覚し、A型男性を振り回していることに配慮すること。
A型男性もAB型女性に振り回せず、自分の時間を大切にすることです。
お互いの状態をいかにして把握できるかは、ふたりのいい関係を築く基本です。
ぜひ本音を無下にせず、お互いを尊重する姿勢を大切にしたいですね。
おわりに
相性の良さは、お互いの違いをいかにして理解するかによって、変わってきます。
お互いのタイプがわかれば、関係の図り方も見えてくるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(柚木深つばさ/ライター)
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