今回はB型の人からみた他の血液型について書いていきたいと思います。
B型の人にはわかるかもしれませんが、B型はときおりA型に違和感を覚えることがあります。
THE常識人のA型
もしこれを読んでいる方がB型なら、あなたの一番身近なA型の人は誰でしょうか?ご両親、ご兄弟、恋人、友達、同僚……A型の人と一緒にいて、なにかしら違和感を抱いたことはありませんか?違和感と言っても「こいつ嫌い」「おもしろくない」といった悪く言うたぐいのものではありません。むしろ、「ちょっと感覚がズレている」「笑いのポイントが違う」のようなものです。
日本の血液型比率でいえばA型が多数派でB型は少数派に分類できます。常識人のA型にとってみれば「B型には独特な発想や個性がある」と違和感を覚えますが、個性的なB型からすれば、協調性にこだわるA型に違和感を覚えるもの。
多数派のA型、O型は「大勢がそうするのなら私たちも同意します」となり、AB型は「とりあえず足並みだけは揃えておくか」と要領よくふるまえるタイプ。ですが、B型は違います。
自分が納得することが大切なのでそう思えないと動きませんし、みんなが右を見ると反対側が気になってしまうところがあります。誰の意見にも左右されずに自分の判断で臨機応変に動ける独立性の強さを持っているからです。
このことが他の血液型から「従順じゃない」「あまのじゃく」「独断、自分勝手」と言われて協調性のない人というラベルづけにつながるのでしょう。
8:2の対決
日本の人口では、A型、O型を合わせるとそれだけで約70%もの多数派。対するB型は20%ほど。この時点でも分が悪いわけですが、立ち回りのうまいAB型も加えるとA+O+ABで80%対B型20%、つまり8:2の割合でB型はますます孤立感を深めるのです。
A型とO型はつるみがち。自分達との共通点が少ないB型に対し「変わってるね」「B型っぽ」などと口にするケースが多々想像できます。A、O、ABが流れに沿って連携していて、それに流されない人がいるとします。たまたまB型だった場合に「やっぱりB型だわ」と言われます。本来ならば「B型は流されずにしっかりと自己主張をする」という評価なのですが、残念ながら「B型はわがまま、身勝手」だと拡大解釈されて今に至っているのです。
組織社会では自制心が強くルールに忠実なA型適合しやすいのは言うまでもありません。ですからそれ以外の血液型にはどこかしら目立つ要素がでやすいんです。特に少数派のB型とAB型です。しかし、AB型はA型と共通要素があるので多数派のA型からしても理解しやすい存在。結果としてB型が目立ってしまうという構図です。
多くの人の基準に合わせてものごとの判断を行いみんなが同じペースで歩むことをよしとして成り立ってきたのが日本のA型社会。さらに、昔から縦社会である日本において、年下が年上に、部下が上司にはっきりと意見を言うことは稀でしたし、沈黙することが美徳とされることもしばしば。
そんな中でも、B型は関係なくズバッと本音で切り込んでいくわけです。自己主張が強いのもありますが、間違ったことを見過ごせない正義感からも言わずにはいられません。A型やO型からしてみれば「あーあー、黙っておとなしくしていればよいものを……」「また余計なことを……」と思うわけです。
B型にしてみれば、A型やO型に対して「なぜ誰も何も言わない!?」「なぜ黙っているの?」と思ってしまう。そんなところからも8:2の溝が生まれることもあるのです。
自己主張の才能を自然の流れで発揮するB型にとっては、目立ちやすい社会。日本ならではの問題だと言えますね。
多数派と少数派だと、多数派の意見やイメージが主流になりますから、どうしてもB型の言動が誤解されてしまいがちなんですね。
(占い師/摩弥)
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