生理について理解ある男性が増えていますが、一方で女性が「理解を得られない……」と思ってしまう場面もありますよね。
ただでさえナイーブな時に心ない一言を言われてしまうと、深く傷ついたりイライラしたりしてしまうかもしれません。
そんな女性がショックを受けた言葉とは?
1:「病気じゃないだろ?」
「私は昔から生理が重い体質なので、彼氏に限らず学校や職場、ときには同じ女性からの言葉にも嫌な思いをすることが多かったですね。
特に記憶に残っているのは、二十歳くらいに付き合っていた人のこと。今考えると、まだ若くて女性の性に対しての知識も少なかったんだとは思うんですが……。
ちょうど2日目で朝から生理痛がひどく立ち上がれなくて、デートの約束をキャンセルさせてほしいと連絡したんです。
そうしたら『生理?病気じゃないだろ?』って言われちゃって。私も幼かったんで、その場でぶち切れて別れたんですよね。お互いに子どもすぎましたね」(28歳/女性)
2:「俺は気にしないから大丈夫」
「付き合って3ヶ月くらいの彼氏とデート中に生理になったんです。彼氏はその日も夜を期待していたと思います。
私は『ごめんね。今日生理になっちゃったから』と、間接的に無理だという意味で言ったんです。
そうしたら『俺は気にしないから大丈夫だよ』ってまだするつもりでいるんです。
あなたが良くても私が嫌なのに……。そういうデリカシーなくて、することばかり考えている彼の言葉に幻滅しました」(31歳/女性)
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3:「生理の時ってエロくなるんでしょ」
「大学生の頃、その時の彼氏に『生理の時ってエロくなるんでしょ』と言われて絶句してしまいました。出血を気持ち悪そうに感じていることもあって、惨めな気持ちになりました。
もう20年経過していますが、自分の身体や不調を無視され侮蔑され忌み嫌われた記憶は大きな傷になっています。そんな人ばかりではなく、むしろ心配してくれる人の方が多いと思いますが、トラウマが大きすぎて怖くなってしまいます(43歳/女性)
4:「でも、動けるでしょ?」
「彼氏と同棲したばかりのことです。月経困難症なので布団から起き上がれずにいたのですが、『どうしよ、ほんと動けない……』と残っている皿洗いなどをするのがしんどいことをさりげなく伝えようとしたら、『でも、動けるでしょ?』って言われたんです。
明らかに体調が悪そうだと思うのに家事をやれっていう圧と、動けないと言いにくい雰囲気に、ショックを受けてしまいました。
立ち上がったら立ちくらみしてよろけて、意識が遠くなった時に、『大げさ』と言われず、謝られたのは救いでしたけれど……」(24歳/女性)
まとめ
体調不良の時に、生理にまつわる自己中心的な発言を耳にすると、別れたくなるほど辛い思いをしてしまう女性が多いようです。男性は寄り添った発言ができるといいですね。
もちろん女性側も、理解を得られるよう、精神が安定している時に彼氏に自分の体のことを伝えるなどのアプローチをしておくのが望ましいでしょう。
(神崎なつめ/ライター)
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