人の感情は山の天気のようにコロコロ変わります。どれだけ愛し合っていても些細なことで一気に冷めてしまう、なんてことは全く珍しくありません。ですので、長続きする関係を築くためには、彼氏が冷める言動を控えることが重要です。
そこで今回は、彼氏がデート中に冷めてしまう女性の言動を、心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。
買わない買い物に長時間費やす
彼女の買い物が長いことに不満を抱く彼氏は多いとよく言われますが、「女性の買い物は長いもの」ということを知っていて、買い物が長くなっても「仕方のないこと」と諦め半分、納得している男性は多いです。
しかし、買い物が長くなることに納得できても、長考した末に何も買わなかった場合、男性は一気に冷めてしまいます。最終的に“買うこと”を目的としており、どれを買うべきか悩んでしまう気持ちに共感できるから、長時間の買い物を許せるのです。
にもかかわらず、「何も買わない」という選択は、目的を果たさず長時間待たされたという事実だけが残り、「無駄な時間を過ごした」という気持ちでいっぱいになってしまいます。「良い物が見つからず結局買わなかった」ということもあるので、「付き合わせちゃってゴメンね」と謝罪し、「〇〇で△△のが欲しかったんだけど無かったみたい」と理由をキチンと伝えれるようにしましょう。
話題を自分から一切振らない
男女平等が叫ばれるようになって久しいですが、それでも男性が女性を楽しませなければいけないという風潮は根強いです。そのため、必死に話題を振って彼女に楽しませようとする彼氏は少なくありません。
ただ、話題を振ることは結構労力を使います。バランス良く話題を振り合える関係が、お互いの存在を居心地良いものにしてくれるのです。「女性は楽しませてもらうもの」という態度でいると、「この人と一緒にいると疲れるな」と思わせ、いつか彼氏は冷めてしまうでしょう。
食べるペースが合わない
これは結構見落とされがちですが、食べるスピードが合わないことは大きなストレスになります。食べるペースにギャップがあると、付き合いが長くなるにつれ、「一緒に食事するのダルいな」と思う男性は少なくないです。
当然、「自分は自分、相手は相手」と割り切れる人もいますが、彼女と食事をする度にスピードに違和感を覚えると気持ちは徐々に冷める可能性も……。
食事のペースを相手に合わせるのは難しいので、相手が早く食べ終わるようなら、「無理に待っていなくて良いよ」とひと声かけたり、遅く食べ終わるようなら「自分のペースで良いよ」と優しく声をかけてあげるなど、ケアをすると良いでしょう。
まとめ
人の性格は十人十色なので、どういうことをされるのが嫌なのかを、普段から気軽に話し合うようにしておけば、気持ちが冷めてしまうことを未然に防ぐことが出来ます。冷める言動を取らないようにするだけでなく、そういったことを話し合うことも意識することをオススメしたいです。
(高萩陽平/ライター)
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