元彼との関係を続けることで意外とメリットがあるかも！？

男女の恋愛でよくつきまとう元彼問題。

スッパリと縁を切る人もいれば、これまで楽しんできた時間、価値観が合うゆえに理解してもらえたという思いなど、さまざまなことから、できれば関係性が変わっても、何かしらの縁を繋ぎたいと思う人もいます。

元彼との関係を続けてもよいか、続けるべきかどうか悩んでいる人は、付き合い続けた先にあるものを見通すのもひとの選択肢でしょう。

そこで、元彼とのベストな付き合い方やメリット・デメリットなど、経験談を伺いました。

1.会わずに愚痴を言い合う仲間がちょうどいい

「元彼とは絶対に会わないのが鉄則だと思います。会ってしまったら何かの拍子ですぐズブズブの体の関係になってしまう可能性があると思うんです。だから会わない。
 
でも現在の彼氏の不満とかを聞いてもらう程度はいいかもしれません。気心が知れていて気を使わない関係だとは思うので、『うんうん』と聞いてくれたり、客観的な意見を聞かせてもらったりできると思うから。
 
私も大学時代に3年付き合った彼氏とは別れた後も10年以上愚痴を言い合う関係にあります。会いたいとは思わないけれど、ちょっとしたときに聞いてもらえると助かることはありますね」（30歳・女性）
 
オトナの関係の場合に、女友達以上に体のこと含めて相談しやすいこともあるようです。
 
しかし、元彼と連絡を取っていること自体が今彼との関係性を悪化させる原因になることも少なくありません。
 
もし、メリット・デメリットで付き合いを続けていくべきか検討するのなら、多面的に考えた方がよいでしょう。
 

2.友人関係に戻れるかは関係性・価値観次第

「私の場合、過去に付き合った元彼のほとんどは今でも仲の良い友達として関係を続けています。遠方に住む元彼の場合はLINEでたまに連絡を取る程度ですが、近くに住む元彼とは今でも定期的に飲みに行き、お互いの仕事の相談や恋愛の悩み相談をする仲です。
 
むしろ付き合っていた頃よりも良い関係性を築けています。ただし、多少なりとも気持ちが残っている元彼とは連絡も取らないし、会いません。あくまでお互いに気持ちが割り切れているのであれば、友人関係に戻るのはありではないでしょうか」（33歳・女性）
 
もともと友達だった場合に友達関係に戻れると話す女性は多いです。
 
「男女の友情は成立するか」という論争はかなり起こっていますが、相手の価値観次第なところもあるでしょう。
 
ちなみに、男性側に意見を伺うと、「友達のフリをして“ワンチャン”を狙っている」「もうオンナとしてしか見られない」という本音は多い模様。
 
女性側でも、「復縁希望で友達関係を続けている」などの話はよく耳にしますよね。
 
友達と思っていても……ということが実は少なくない現状も踏まえておいた方がよさそうです。
 

3.彼と接点ができる可能性があるなら危険

「付き合っているときは『嫌われたくない』とか、もっと好きになって欲しい気持ちが強くて、冷静な判断もできないこともあったでしょうが、別れた後はそういう余計なことは考えない純粋な親友になれると、思っています。
 
でも、彼と元彼に接点ができる可能性があるなら、親友になれる可能性を捨ててでも思い切って縁を切るべきかも。昔を知っている、女性に数々の影響を与えてきた元彼と、その女性と付き合うことができている今彼とで、マウントを取り合うことがあるかもしれないので。
 
男のプライドなのかわかりませんし、元彼側が未練を持っているのかもわかりませんが、“戦い”が始まり修羅場になることがあります」（31歳・女性）
 
近所だと友達の友達が……ということや、なんかの拍子に知り合った相手が……ということが起こる場合も。
 
最近はSNSで気軽に繋がれますから、嫉妬深い人などは自ら接点を持ちにいく可能性もあります。
 
現在、彼氏がいない場合には判断しにくい部分ですが、「彼氏ができたら元彼とは縁を切る」と決めている女性もいるようです。
 

まとめ

別れ方がひどくなかった元彼と関係性を続ける女性と、全ての元彼とスッパリ縁を切る女性といるようです。
 
しかし、多くの人に一貫しているのは「もう会わない」ということ。
 
あらぬトラブルが起きるリスクや恋心が蘇って泥沼化するリスクを考えると、普通に会って話す関係性でいることはなかなか難しそうですね。
 
（神崎なつめ/ライター）
 
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