悪気のない言葉ほど、心に深く突き刺さるものです。
あなたの何気ない言葉で彼が傷ついているとしたら、それほど悲しいことはありませんし、それだけではなく、配慮に欠けて思いやりがなく、相手の立場になって考えられない彼女と思われているかもしれません。
そこで今回は、男性が彼女から言われて傷ついている意外な言葉をピックアップ。
何も考えずに発言している女性、気を付けて下さい。
褒め言葉にはならない!「細い」
彼女の「細い」発言に、意外と傷ついている男性は多いみたいです。
男性は女性と比べると脂肪がつきにくい体質なので、女性からしてみれば憧れの気持ちを込めた発言かもしれません。でも、男性は心のどこかで「屈強で雄々しい男性でありたい」という願望があるのです。
男性から「たくましい背中に憧れる」「俺もそんな太い腕になりたい」と言われても嬉しくありませんよね。
それと同じで、たとえ憧れていても「細い」と言われたら、「男らしくない」「貧弱」という意味に受け止められるので、見たものを見たままに、「細い」「太い」と発言するのは、ハゲにハゲと言うのと同じぐらい、幼稚で低レベルな発言ですよ。
物は言いようなので、例えば、「セクシー」と言葉を変えて褒めるようにしてみると、相手が受け取る印象も大きく変わってくると思います。
また、シンプルに「〇〇君の体(体型)が好き」と伝えるのもいいかもしれませんね。
「男らしくない」に匹敵?「細かい」
悪気はないのでしょうが、彼の繊細な言動に「細かい!」と発言するのはNGですよ。
「細かい」と言われると、よく男性に言ってはならない言葉として挙げられる「男らしくない」と同等の意味になってしまうので、「男らしくない」とは言っていなくても、暗に男らしくないことをイジっていることになってしまいます。
男はこうあるべきという固定概念があるからこそ、細かいと思ってしまうのでしょうし、また、あなたがガサツで大雑把なだけかもしれないので、細かいと感じても思ったままに発言するのは、大人としてどうでしょうか。
こちらも物は言いようなので、「繊細」「着眼点が人とは違う」「しっかりしている」などと、言い換えて伝えましょう。
「わからないの?」「できないの?」
彼女の「わからないの?」「できないの?」という発言に、男性は傷ついています。
バカにされているようにも感じますし、元カレと比較されているようにも感じるため、思っても口にしないように気を付けて下さい。
気を付けているつもりなのでしょうが、つい口に出てしまう女性は多いので、いかなる時も相手を思いやる気持ちを忘れないようにして下さいね。
さいごに
女性は言葉に気を付けているつもりでしょうが、傷つける言葉を平気で言う女性は多いと感じています。
相手がどのように受け取るかまでは考えていないのか、思ったことを何も考えずに発言してしまうのか、それは定かではありませんが、いずれにしても無神経な発言は関係の悪化を招く原因になるので、「親しき中にも礼儀あり」という言葉の通り、自分なら何も思わない言葉でも、褒め言葉でしょ? と思う言葉でも、自分本位ではなく、相手の立場になって発言するように心がけましょう。
(瀬戸 樹/ライター)
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