人には「こんなところ見られたくなかった」「見られて恥ずかしい」と思うような瞬間があるもの。
そんなときは声をかけてもらうよりも、むしろ「見て見ぬふりをしてほしい」と考えるケースも多いです。
今回はそんな「人に見られたくない」と男性が思う瞬間をリサーチしました。
仕事でパニクっているところ
「僕が絶対に人に見られたくないのは、仕事でパニクっているところですかね。
先日、僕が担当しているお客さまからクレームが入りました。
いままで良好な関係を築けていたのと、クレームの内容の意外さに油断していた僕は完全にパニックになっちゃったんです。
慌てて声が上ずったり、言っていることも支離滅裂だったりで、情けない姿を同僚たちに見せてしまいましたよ。
同僚たちからは仕事ができる人って思われているだけに本当に情けない気持ちでした。
『こんなこともありますよ』なんて後輩の慰めが余計に気持ちを落ち込ませましたね。
できれば声をかけないでほしかったですよ」(Kさん30歳/営業)
いつも「できる人」でいただけに同僚たちに情けない姿を見せるのは屈辱的ですよね。
周囲は気にしていなくても、当人はいたく傷つくもの。
不用意に声をかけずに、様子を見たほうが無難かもしれません。
上司に怒られているとき
「先日、仕事で大きなミスをやらかして上司にえらく怒られたんです。
どこか別室に呼び出してくれればいいのに、みんなの前で怒るものだから、かなりプライドが傷つきました。
もう周囲の目が気になって、上司のお説教の内容なんて全然あたまに入りませんよ。
みんなも放っておいてくれればいいのに、遠目から怒られている姿を見ているんですよね。
『アプローチ中のあの子が見てる』『嫌いなアイツが笑っている』とか気になって仕方ありませんでしたよ。
怒られている人を気にするなって無理かもしれないけれど、見て見ぬふりをしてほしかったですね」(Hさん28歳/金融関係)
失敗してお説教されるだけでも、プライドが傷つくもの。
さらに同僚の注目を集めるなかでとなると、心はかなり打ちのめされるでしょう。
怒られている人がいれば気になるのは仕方ありませんが、「見て見ぬふり」をしてあげるのが優しさだといえます。
酔っ払ったとき
「お酒を飲めば当然酔っ払いますよね。
僕は酔っ払うとテンションがすごい上がっちゃうんですよね。
ふだんは冗談なんてあまり言わないのにペラペラとオヤジギャグを連発したり、一緒に飲んでいる人に抱きついたり、肩を組んだりもしてしまいます。
ハイテンションではしゃいじゃうんで、翌日のみんなの反応が怖いんです。
『あんなに楽しそうなTさんは初めてみた』とか『随分フレンドリーだったね』なんて当時の状況を詳細に語られると恥ずかしさで逃げたくなってしまいますね。
酔って調子にのった自分が完全に悪いんですけど、できればシラフのときにはそのときの行動をネタにしてほしくないですね」(Tさん27歳/サービス)
お酒を飲んでふだんと別人のような振る舞いをしてしまったら、翌日一緒に飲んだメンバーに会うのは気まずいもの。
「昨日のことは見て見ぬふりをしてほしい」と考えます。
お酒に飲まれてしまう当人が悪いと言ったらそれまでなんですが、相手のことが嫌いではないなら、イジるのもほどほどにしてあげたほうがいいかもしれません。
完全に話題にしないのも、それはそれで気まずいような気もしますが……。
まとめ
今回は男性が「人に見られたくない瞬間」をリサーチしてみました。
男性はプライドが傷つくシーンなどを見られるのを屈辱的と感じる傾向があります。
今回紹介したようなシチュエーションに直面したら、あまりそれには触れずに見て見ぬふりをしてあげるのも優しさですよ。
(大船くじら/ライター)
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