お互いの休日前などにデートの予定や、食べたいものを聞いても、
「特にない」
「なんでもいい」
という態度ではっきりした主張をしない、自己主張のない男性っていますよね。
何のアイデアも考えてくれない、その他人任せな姿勢にイライラしてしまう人もいるかもしれません。
今回は、そんな自己主張のない男性との付き合い方をご紹介します。
自己主張がない点にイライラ? 相手を変えようとしてはいけない
まず意識すべきは、「彼は自己主張がない点が不安だし、イライラするから、自己主張できるように変わってほしい! その方が彼にとってもいいはず」などと思い込まないことです。
成人した人間を、他人が変えようとするのは傲慢ですし、ほとんどの場合、失敗します。
もし、様々なことに彼が「デートの場所はなんでもいい」といい、あなたがデートプランを立て、楽しくデートできたのなら、何の問題もありません。
彼が「デートの場所はなんでもいい」といってあなたに一任したにも関わらず、デートの場所に満足できず文句を言っているなら問題ですが、実際になんでもよくて、結果がOKなら、彼に非はないのです。
彼に非はないのですから、なおさら相手を変えようとしてはいけません。(一方、「なんでもいい」といいつつも、結果的に、不平不満をもらすような場合には、「じゃあ、あなたが今度から決めてよ」と言う必要があります。)
「自己主張がない」は、本当に短所なのか?
実際、「自己主張がない」というのは、短所だとは言い切れません。
「自己主張がない」という性質は、見ようによっては、自分よりも相手のことを優先できたり、熟慮できたりする美点だと考えることもできるのです。
「自己主張がない」人とは、その「自己主張がなさ」に苛立たないかぎり、争いもうまれません。
もしかして、問題なのは、彼の「自己主張のなさ」ではなく、「あなたが自己主張のない彼にイラつくこと」「あなたが彼に変わってほしいと思っていること」なのかもしれません。
まずは、「自己主張がない」という性質をフラットにとらえてみましょう。
コミュニケーションは言葉でとろう
ただ、「自己主張のなさ」ゆえに、しっかりコミュニケーションができず、彼が何を考えているのかわからないという場合は、色々と不安を感じることもあるでしょう。
その場合は、「自己主張をして」と要求するのではなく、ふたりでゆっくりと会話する時間をつくり、言葉でコミュニケーションをとりましょう。
彼は、「自己主張が苦手」かもしれませんが、意思は絶対にあります。彼の意思を知る方法は、自己主張でなくても、何気ない日常の会話を通してでもできるはずです。
彼のいい面に目を向けるようにし、自己主張のなさをあなたが補うくらいの気持ちでいると、ふたりの関係はうまくいくでしょう。
ありのままの彼を愛せないなら、別れるという道もある
「でも、自己主張のない人は嫌だ」と思うなら、そもそも、彼のことを愛していないということになります。
その場合は、別れた方が、あなたのためであり、彼のためでもあるでしょう。
(今来 今/ライター)
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