ジェントルマンで優しくて、仕事もできて、完璧な彼氏! と思っていたのに、付き合い始めると、モラハラ男だった、というケースは多々あります。
付き合うまえでは優しいのに、親密になったとたん態度を豹変させる男性って、思ったよりたくさんいます。そういった豹変彼氏につかまってしまったら、どうすればいいのでしょうか? 今回は、実際によくいる豹変彼氏の実態と対処法についてご紹介していきます。
急に態度を変える豹変モラハラ彼氏とは?
付き合う前は優しかったのに、彼氏彼女の関係になると急に態度を変え、見下したような発言をしてくる男性は、モラハラ気質のある人だということができるでしょう。
モラハラとは、モラル・ハラスメントの略で、言葉による暴力のことです。
モラハラ彼氏は、「お前は、俺がいないとなんにもできないんだな。頭が悪いから」「なんでそんなこともできないの?」「ほんとに価値がない人間だな」などの見下した発言を繰り返しますが、外面はいい場合がほとんどです。
また、モラハラは家の中などクローズドな場所で行われるため、被害の実態が見えにくく、周囲の人が「あの人はモラハラをしている」と気がつくのが遅れる場合が多いのも特徴です。
モラハラ彼氏の被害にあってしまったら?
急に態度を豹変させるモラハラ彼氏を、付き合う前に見抜くことはなかなかむずかったりもします。
ただし、モラハラ彼氏のなかには、結婚した後にしか本性を出さない人もいるため、付き合っている段階でモラハラする人だ、と発覚した場合、比較的簡単に逃げられるので、不幸中の幸いだった、ということもできます。
善良に見えた彼氏が、モラハラ彼氏としての本性を見せ始めたら、すぐに別れましょう。
また、精神的にひどい苦痛を受けているようであれば、モラハラ発言をメモしたり録音したりしておくことで、慰謝料請求などをするさいに役立てることができます。
大切なことは、ひとりで悩まないことです。
モラハラ彼氏とべったりした関係を築いて、周囲の人との交流をしないでいると、「彼が言っていることは正しい。私が悪いから何を言われてもしかたないんだ」と、被害にあっていることに気がつかず、自分を責める、というドツボにはまってしまいがちです。
「彼はちょっとおかしいのでは」「彼がこわい。なにを言われるかとびくびくしてしまう」という状態を脱するために、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。
また、脅されている、など被害が深刻な場合には、弁護士などの法律の専門家を頼りましょう。
さいごに。豹変彼氏を見捨てる勇気を持とう!
最初は優しかった彼氏が豹変してしまったとき、「でも彼にもいいところがあるし」「いつか昔の彼に戻ってくれるかもしれない」と希望を抱きがちです。
ですがモラハラの場合、「彼氏が変わってしまった」のではなく、「本性を現した」だけなのです。
彼が変わることを期待せず、彼を見捨てることが、結局は双方のためになることもあります。
自分の幸せのために、彼を見捨てる勇気を持ちましょう。
今来 今/ライター
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