「Secret makes a woman woman.」(秘密が女を女にする)
名探偵コナンに出てきたセリフです。なんて神秘的な言葉でしょうね。
人は「完全に見えている」ものよりも、「見えそうで見えない」ものに惹かれてしまうものです。
人間の魅力も然り。最初からバーン!と前面に出ているよりも、見え隠れしており付き合いが深くなれば徐々ににじみ出てくる方が好まれます。
今回は、数回で飽きられない、噛めば噛むほどに味が出てくる女性の特徴について考えて見ます。
チャレンジスピリットがある
これは女性に限らないことですが、何かに挑戦している人には共通して魅力があります。
なぜかというと、挑戦をしている人は皆、多かれ少なかれ挫折を経験しているからです。
そういう人は人知れず涙を流し、歯を食いしばって課題を乗り越えてきた経験があります。
その経験が「あるかどうか」は少し話せばわかります。しかしそれが「どんな」経験なのかは深く知らなければわかりません。
そこがその人の「見えそうで見えない魅力」として相手に伝わります。
知識や教養が豊富である
上記のチャレンジスピリットがある人は、同時に知識や教養が豊富です。
そりゃそうです、知識と教養がなければ乗り越えられないこと、出会えないチャンスが世の中にたくさんあるからです。
知識と教養が豊富な人は、自分の知らない世界のことでも、自分の知っていることとリンクしながら話を聞くことができるので、だいたいどんな人とでも話を合わせることができます。
話を「合わせられている」人は、「こんなに話があう人は初めて!」と感動するわけですが、それが知識と教養に裏付けられた会話術であることには気づけません。
気づけないからこそ、「どうしてこの人はこんなにニッチな話題についてこれるんだろう?」という興味がそそられるわけです。
性的な好奇心が強い
あくまでも傾向性の話であり、性的な好奇心がなければ魅力的ではない、と言いたいわけではありません。
しかし、「この人のことをもっと知りたい」と思う人には、ひた隠しにしているスケベ心があります。
ただそれは公開されているものではなく、気の許した相手しか見ることのできないもの。
「ど変態」まで行ってしまうとドン引きされてしまう可能性がありますが、トークもテクニックも引き出しの多い人にはどうしても「もっと」を期待してしまうものです。
会うたびに何かしらの変化がある
人は自分が変化することを嫌うくせに、変化しないものに飽きる傾向があります。
一方で、変わり続けるものには心を奪われしまうものです。
それは企業とて人とてアニメのキャラクターとして同じこと。
常にバージョンアップされている人は、「次にどんな変化があるんだろう」ということを期待させます。
それが「もっと知りたい・話したい・触れたい・会いたい」に繋がって行くわけですね。
一方で絶対に変わらないものを持っている
とはいえ、朝令暮改(ちょうれいぼかい)で言ってることがコロコロ変わってしまっていては、「軸がない」と言われ信用を失うことにもなります。
状況に合わせて臨機応変にバージョンアップできることも大事ですが、人としてのコアの部分が変わらない人は、相手に安心感を与えてくれます。
コアがぶれずに変化しまくっているから「面白い」のです。そんなに変化しているのにそこだけはぶれないのはどうして?と興味をそそられるのです。
ここが「やむくもに突っ走って、フラフラしているだけ」の人と明確に違うところです。
滲み出る魅力が作られるのに10年はかかる
以上、5つの特徴をご紹介してきましたが、残念ながら今日この瞬間からあなたの魅力が突然輝き始めることはありません。ゆっくりとした変化で輝き始めるものなのです。
ですので、とりあえず10年はかかると思っておきましょう。
毎日のチャレンジスピリットと貪欲な好奇心が積み重なった結果、本当の魅力が養われるので、10年という歳月をかければ魅力とは何かを履き違えた「勘違い野郎」にならなくて済むはずです。
(川口美樹 /ライター)
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