こんにちは、恋愛プロフェッショナルの川口です。
今回も読者さんからのご質問にお答えしていきたいと思います!
今回の相談者さんは、彼氏が別の女の子と一緒にいるだけで病んでしまうメンタルについて悩む女性からの相談です。
読者さんからのご相談内容
ペンネーム:しずくさん:21歳 女性から(相手20歳男性)
こんにちは。しずくと申します。付き合って3か月になる彼氏がいます。 昔から心配性なので、彼氏が別の女の子といるのを見ると不安で不安でしょうがありません。
この前も、彼氏の友達のインスタのストーリーで、飲み会の席で彼氏が別の女の子の隣に座っているのを見て、とても病んでしまいました。 でも「重い女」と思われるのが嫌なので、彼氏の前では平気なフリをしてしまいます。
この不安を払拭したり、気にしないで生きていくメンタルが欲しいです。。。 何かアドバイスを頂けるとうれしいです。 |
それは心配性ではなく、依存症です
しずくさん、ご質問ありがとうございます。
いきなり辛辣なことを言ってしまい恐縮なのですが、「彼氏が別の女の子といるのを見ると不安で不安でしょうがなくなる」精神性は、心配性ではなく依存症に近いものです。
ただ、病的でありカウンセリングが必要なレベルの医学的な「依存症」ではない、のでそこはご安心ください。
自分が「依存している」ということを強くご自覚されたほうが、しずくさんの望まれている『気にしないで生きていくメンタル』が手に入りやすいですよ、というご提案です。
自尊心を恋人に依存している
では具体的に何を何に依存しているのかというと、自分の自尊心を「恋人がいること」というステータスに依存しているということです。
「恋人がいなくなる」と自尊心が崩壊してしまうので、「彼氏が浮気している可能性」がわずかでもあると、気になって仕方なくなるわけです。
自分の自尊心を他人に委ねないこと
それゆえ、しずくさんが取り組むべき課題は、自尊心を「他人からの愛情」や「恋人がいるというステータス」に委ねないようにすることだと考えます。
不安というものは9割以上本人の「考え方」に依存しています。
同じ出来事を体験しても、希望を抱く人と不安を抱く人がいるのです。
彼氏のインスタに女性が移っていても「他に女がいる!?」と女性の方を見る人もいれば、「ワイの彼氏、友好関係も充実していて自慢の彼氏」と彼氏の方を見る人もいるわけです。
その「考え方」=世界の捉え方を変えない限り、しずくさんの心配性は絶対に治りません。
20代は必死こいて働いてみてください
では、その考え方をどのように変えるのか?
一番のオススメは「必死こいて働くこと」です。
彼氏のことで悩む、ということは、悩む時間があるくらい暇である、ということの裏返しです。
物理的に忙しくしてしまって、「彼氏のことなんて悩んでいる暇がない」状態になるのが最も確実で、かつ自分の人生も大きく飛躍するので一石二鳥です。
10年かけて直していく覚悟を
「そんな急に忙しくしろと言われても・・・」と思われるかもしれませんね。
僕も「今すぐに人生を変えろ」なんてことをいうつもりはありません。
そもそも20年間で染み付いてきた思考のクセを一朝一夕で取り除くことなんてできません。
早くて3年、長くて10年以上かかることもあります。これは長期的な改善を要する問題です。
だからこそ、10年間かけて自分の思考性を「幸せにいきている人の思考性」にシフトチェンジしていくイメージを持って改善に取り組んだ方が良いです。
そのため、20代は仕事に(学生なら学業に)コミットするくらいの気持ちで、恋愛“以外”に一生懸命になりましょう。
恋愛以外の「熱中できるもの」を見つけよう
恋愛なんかするな、という意味ではありませんが、20代に恋愛「しか」一生懸命になれるものを見つけられなかった人の人生は、僕の知る限りは悲惨です。
人生における恋愛の比重を下げた方が、20代後半以降の人生は彩の豊かなものになります。
ぜひ、「若い」という最大のアドバンテージを使って、いろんな人に出会い、いろんな世界を知ってみてください。
(川口美樹 /ライター)
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