「彼氏は何でも褒めてくれるの」そんなノロケを聞くと微笑ましいものです。
しかし、ちょっと待ってください、彼氏は本音で褒めているとはかぎりませんよ。
男性は彼女の機嫌を損ねたくない気持ちから、心にもない建前をいうことも。
今回はそんな彼氏の本音と建前を紹介します。
目次
見た目がぽっちゃりを超えてきたと感じたとき
本音
「付き合い始めのころはあんなにスリム系な美人だったのに……。
ぽっちゃりも悪くないけど、ちょっとぼっちゃりを通り越してるなぁ。
でも指摘したら絶対落ち込むだろうし、上手いこと言っておくか」
建前
「最近女性っぽい柔らかさが出てきたよね。
女の子っぽくていいと思うよ。
女の子はぽっちゃりしているくらいが、いいよ」
男性は女性が思っているよりぽっちゃり系が好きなものですが、それぞれの男性の中で「ぽっちゃり」と「太っている」の境界線があります。
いくら彼氏が「ぽっちゃりしてて可愛いね」と言ってくれても、油断をするのは禁物です。
手料理が口に合わなかったとき
本音
「なんか見た目はおいしそうなのに、味が全然しないな。
この料理はこんな味付けが普通なのかも。
文句言うと怒られそうだし、褒めておこう」
建前
「この料理、盛り付けがすごくキレイでインスタ映えしそうだよね!
味も濃くなくて、素材本来のおいしさって感じ。
すごく上品な料理だよね」
料理が口に合わないときに「マズイ」とハッキリ言う思いやりのない男性はあまりいないでしょう。
一生懸命に作ってくれたのに、美味しくないというのはあまりに無神経です。
あまりグルメじゃない男性の場合は「自分が知らないだけでこんな料理もあるのかも」と考えて、ハッキリ言えない場合もあります。
そんなときはハッキリと美味しいとは言わずに、薄味なら「素材の味がわかる」とか「ヘルシーで体に良さそう」と言ったりします。
逆に味付けが濃いと感じたら「しっかりした味」とか「ガツンとくる」などと表現するでしょう。
いずれにせよハッキリと「美味しい」と言わないときは本音を語っていない可能性があります。
イメチェンしたファッションが似合っていないと思ったとき
本音
「おとなっぽさを狙ったんだろうけど似合ってないなぁ……。
ヘアカラーも派手すぎて下品だし、露出の多い服装もエロいだけで、おとなっぽさとは違うんだよ。正直前の方が可愛かったな」
建前
「すごくおとなっぽい雰囲気になって見違えたよ。
ヘアカラーも明るい感じでステキだし、セクシーな服も最高!
まるで別人になっちゃったね」
彼女のイメチェンが彼氏的に失敗と感じても、「ちょっと合っていない」とハッキリ伝えられない人もいます。
「前の方がよかった」という思いを「見違えた」「まるで別人」と変換して伝えていますが、本音は似合っていないと思っているのです。
派手なヘアカラーや露出の多すぎる服装も「明るい色」や「セクシー」などできるだけポジティブな意味合いになるように気を使っています。
人当たりが強すぎると思ったとき
本音
「けっこう友達とかショップの店員さんへの言葉使いや態度がキツイ子なんだな……。
怒らせると怖そうだぞ」
建前
「思ったことをハッキリ言えるって、いいよね。
強い女性って好きだなぁ」
気の強い女性は人に対する当たりがキツく見える場合があります。
そんな女性は「ズバズバとハッキリ言う自分」という個性を気に入っている傾向があるもの。
彼氏としてはむやみに否定できません。
そこで否定してケンカになったり不機嫌になられたりするのを避けるために「言葉や態度がキツイ」を「ハッキリしている」とポジティブな表現に置き換えるのです。
まとめ
今回は彼氏の本音と建前の使い分けを紹介しました。
彼女としては「本音を言わないなんて寂しい」と思うかもしれません。
しかし、建前で語るときは「彼女を傷つけたくない」「関係を悪くしたくない」など愛しているからこその場合もあるので男心を理解してあげましょう。
(大船くじら/ライター)
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