男と女は、何年、何十年、何百年経っても、理解し合えない生き物です。
脳の作りがそもそも違いますから、違う生物と思った方がいいのかもしれませんね。
女性にとっては理解できる言動も、男性には理解できないこともあります。そればかりか、“やばい女”と思われてしまうことも……。
男性が思う理解できない女性の言動から、男という生態への理解を深めていきましょう。
浮気を正当化?「あなたが〇〇だから」
浮気をした時に、「あなたが寂しくさせたから…」などと言い訳する女性がいますが、この手の発言は、男性が理解できない女性の発言のようです。
理解できないというより、男性からしてみればまさに“やばい女の発言”なのですが、女性からしてみれば、「浮気はダメだけど男性にも非がある」と共感できるのではないでしょうか。
立場を変えれば、「俺が浮気をしたのは、君が寂しくさせたからだ」となるのですが、こんなこと言われて納得できますか? 「浮気はお前の責任だ!」と言われても、そりゃ納得できませんよね。
これは、男と女の問題と言うより、人間性の問題かもしれませんが、責任転嫁発言は理解されないので、責任転嫁するような人は気を付けた方がいいかも。
男性への偏見で頭がガチガチな言動
男性への偏見で頭がガチガチな女性の「男」に対する言動の全ては、男性が理解できない、いや、理解したくもないやばい女性の言動の一つのようです。
「男は下半身で考える、女は頭と心で考える」という比喩がありますが、これは、「そういう側面もある」という程度で捉えないといけない、あくまでも例えの話です。
でも、こういうのを鵜呑みにしているのか、過去に何か嫌なことがあったのかわかりませんが、このような言葉を引き合いに出しては、男性への偏見をひけらかす女性がいると、男性は敬遠したくなります。
そうやってカテゴライズして、偏見の中にいれば、自分の心の波は割と穏やかなものです。
複雑な深淵なる人の心を、理解できるともしれず、また、確かめることもできないものを、深く潜って探り続けるのは、苦労でしかありません。
何よりも、偏見で自分にバリアを張って他人(男性)を寄せ付けず、信じることをしなければ、自分が傷つくことを避けられるでしょう。
もしも恋をして、それが失恋に終わっても、傷は最小限に抑えられるはずです。
そんな心の弱さを誰もわかってくれないと思い、自分自身は本質を観ず、誰をも理解しようとしないのにも拘わらずに、自分のことは理解して欲しいと嘆くその心持が垣間見えるからこそ、偏見的な発言に対して、多くの男性は理解したくないと思うのかもしれません。
要は、そんな女性は面倒くさいのです。
元彼への非難にキレる
元彼を非難されて「知りもしないのにそんなこと言わないで」とキレたことのある女性も多いと思いますが、男性にはこれがどうも理解し難い言動なのです。
男性からしてみれば、元彼を非難するということは彼女擁護していることになるので、彼女がキレるとはまず思いません。
あなたが彼氏の元カノを少しでも非難した時、「元カノのこと知らないくせに」なんて言われたらショックではありませんか?
それと同じなのですが、元彼の愚痴を言うくせいにそれに乗っかるとキレるという悪態は、女性にとっては至極当たり前の常識のようです。
さいごに
男同士でも、女同士でも、理解できない事ばかりですよね。
それにも拘わらず、脳の作りが違う男と女が理解し合おうとするのが、そもそもの間違いなのかもしれません。
女性からしてみれば、男が理解できないと思っていることが理解できないかもしれませんが、理解するとかしないとか、そのような考えではなく、「受け入れる」という心持をお互いが持っていれば、少しは、男と女の諸問題も減るかもしれませんね。
(瀬戸 樹/ライター)
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