女性の辛い生理を男性は経験することがないため、知識がない人がほとんどです。
理解を示したいと思っても、「言ってくれなければわからない」と言うのが男性の本音。
むしろ彼女に対してどのように尽くすことができるか知るために、「言って欲しい」と思う人が多いようです。
今回は、そんな中で、男性が彼女の生理中に困った彼女の言動を聞いてみました。
1:八つ当たりをする
「同棲中の彼女と生理中の距離の取り方で困っています。イライラするんだろうなと言うことはわかるのですが、それにしても『私は辛いのになんでゲームしてるの』とか、先に言ってくれればいいのに『偏食なんだから、カレーとか食べれるわけないじゃん!』とか八つ当たりされると怖くてびびります。ダメだってわかるけれど、自分までイライラしてくるので喧嘩してしまうんですよね」(25歳・男性)
生理の時は無条件にイライラしてしまうものですが、もちろん、男性にはその感覚が分かりません。
ストレスがMAXの時に、生理の辛さが「一生分かる事のない男性」に八つ当たりしてしまう女性もいるみたいです。
気持ちは分かりますが、八つ当たりされた男性がビックリしてしまうのでやめたいところです。
2:文句ばかり言う
「生理なんだから仕方ないと女性側から言われたくはないですね……。それを盾にしてなんでも許されると思っている気がしてしまいます。彼女のためを思って体に良さそうなものを用意したり、寝たらどうか提案してみたりするのに、全てに対して否定して文句ばかり言われ、それを生理のせいだからと言われてしまうと、『じゃあ俺はどうすればいいんだよ……』と感じてしまいます」(22歳・男性)
生理中は色々と余裕がないので、彼氏が提案してくれるどんな案も、否定してしまいたくなる事はありますよね。
感情的になりそうになるのをぐっとこらえ、全てを否定するのではなく、自分から「こうしてほしい」と要望を伝えるようにするだけで、男性側も動いてくれやすくなるはずです。
3:しんどいことを言わず察して欲しい態度をとる
「彼女が教えてくれないので、いつ生理が来ているかわかりません。『そろそろかな』と思って先回りすることはあるのですが、デートや旅行計画で『生理と被っていた』と申告せず、ただ不機嫌でずっと無口でテクテクと歩き、僕のことを無視されると、『なら最初からしんどいとか、しんどいから後日にしたいとか言えばいいのに』と思います。それがお互いのためですよね」(26歳・男性)
デートや旅行などのイベントと被ってしまうのはよくある事ですよね……。
生理周期の遅れなどもあるので、全てを事前に申告するのも難しい気はしますが、デートや旅行中にどうしてもイライラしてしまうなら、事前に話して予定の変更を検討してもらうのも手ですね。
4:「いいよね、男は」
「どう返して良いか迷った言葉は、『いいよね、男は』と言うセリフです。僕も彼女の辛さをわかってあげたいし、変われるなら変わってあげたいんですよ。それを言われると、僕の心もめちゃくちゃ辛い……。生理で大変な思いをしている彼女に言うことなんてできませんけれどね。いつも気まずい空気が流れています」(29歳・男性)
どれだけ頑張っても男性が同じ体験をする事は出来ません。
生理が酷くて、体もメンタルもボロボロの時についつい「男はいいよね」というセリフが出てしまうのも分かりますが、ぐっとこらえたいところです。
5:尽くしてくれるのが当たり前な態度をとる
「まあやるんですけれど、彼氏なんだから生理中の彼女のサポートをするのは当然と言う態度は萎えますね。あくまで善意であって、義務ではないと思うので。それに、僕の彼女の場合に、ちょっとしんどいかもしれないですが動けないわけではないんですよ。家事も料理もあらゆることを当然と言わんばかりに『やっといて』と命令して、『これ食べたい』と買ってくれるのが当然と言わんばかりに言われると、生理を利用しているように感じて、別れを考える要因になります」(22歳・男性)
彼氏だからといって必ずしも、生理中の彼女をサポートしてくれるわけではありません。
もちろん辛い時に彼氏に頼っていく事は重要ですが、感謝の気持ちを伝えないとそれがケンカの素になってしまうことも。
まとめ
男性にも「これをされたら無理」と思うものはあります。
生理中のイライラなどをコントロールするのは困難だと思いますが、未然に防ぐための対処法などを考えて、彼女も彼への配慮ができるとなお良いでしょう。
(神崎なつめ/ライター)
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