こんにちは、婚活FP山本です。
近頃では離婚や女性の不倫が増えたと言われていますが、もし夫への愛情が冷めたら妻はどうしたらいいのでしょうか?恋愛とは違って、「好きじゃなくなったから別れる」と軽々しく決められるわけでもありません。
そこで今回は、夫への愛情が冷めた時に抑えておくべきポイントについてお伝えします。あなたの人生に、お役立てくださいませ。
既婚のままで新しい恋をするのは危険!
まず、最優先に抑えておきたいポイントは、“既婚のままで新しい恋をするのは危険”という点です。つまりは不倫ですね。
近頃では確かに女性の不倫も増えて、ドラマやワイドショーにも多く取り上げられていますが、だからといって社会的に許されるものではないのです。不倫が極めて危険な行為という点は、今も昔もまったく変わっていません。
特に若くして結婚した専業主婦の女性は、離婚するにも経済力に不安があり、夫と別れたいと思っても自立の道はほとんど考えないはず。
別の男性との再婚を考えて、結婚生活を維持しながら不倫する方も一定数いるようですが、転職活動のように不倫という婚活をするのは、本当に危険です。
夫にバレたら、あなたが専業主婦であっても慰謝料を請求されますし、もし共働きであれば仕事や周囲からの信用を失う可能性があります。
そのようなリスクを負うくらいなら、一時的に不安な時期を迎えるとしても、しっかりと離婚したほうが賢明でしょう。再婚相手は晴れて独り身になってから探すべきです。
離婚するかどうかは自分を客観的に見てから
また、離婚を考える場合は、“自分を客観的に見てから”実行するようにしましょう。
あなたとしては、愛情を失った男性との共同生活は苦痛しかないかもしれませんが、それは離婚よりもつらいものなのですか?
離婚が成立した直後は解放感でいっぱいでしょうが、一人の生活を冷静に捉えるようになったら心細くなるのでは……?
まず事前チェックしていただきたいのは、夫と離婚してもしっかり生活できる経済力があるかどうか?
また、子供がいるなら再婚率は極端に落ちますし、高収入を継続的に得られる資格や実績を持つ人以外は、シングルマザーになるとかなり過酷な現実を見ることになります。
実家を頼れるなど、自分を支援してくれる環境はありますか?
そして何より、あなたはまだ女性としてモテていますか?
特に何も考えていなかったり、自身の想像と現実が違っていたりすると、離婚をした後で後悔することもあります。
自身を客観的に見ることが難しいなら、友人に相談するなどして、少しでも正しい判断をするようにしていきましょう。
愛が冷めて即離婚し後悔した女性の例をご紹介
私の相談者に、勢いで離婚して今は後悔している伊藤さん(仮名)という30代前半のバツイチ女性がいます。伊藤さんはシングルマザーで、中小企業に勤める方です。
伊藤さんの結婚生活は20代後半から始まり、わずか3年で終止符を打ちました。
離婚した理由は、表面上は“性格の不一致”。ただ本当のところは、ちょっと伊藤さんに原因がある様子……。
というのも、伊藤さんは美人ではあるのですが、やや感情の起伏が激しく、元旦那さんの些細な言動にいちいちイライラしていたそうなんです。
子育てに疲れていたのか、あるいはすでに愛は冷めていたのか……結婚してから3年後、旦那さんから離婚を提案されました。
旦那さんとの関係は冷え切っていましたし、伊藤さんは自分の女性としての価値に自信があったため、喜んで離婚に同意。
ですが、これが失敗でした。
自分が考える以上に、条件がそこそこ良い男性はすべて結婚済みだったのです。さらに伊藤さんがショックを受けたのは、条件がそろっていない男性からも、年齢や「子供がいる女性はちょっと……」という理由で相手にされなかったこと。
三十路を越えてからのバツイチ子持ち女性の婚活は難しく、年収を妥協しても失敗ばかり。
気丈に頑張ってはいますが、ふと伊藤さんは私に「元旦那以上の男性になんか出会えるはずがない」と悲しそうに漏らしていました。
若い時に出会えた男性以上の男性にはなかなか出会えない……もしかしたら、これも結婚の現実の一つなのかもしれませんね。
まとめ
結婚後に夫への愛が冷めたとしても、リスクの高い不倫は絶対に避けましょう。また、仮に離婚するなら、十分に自身を客観的に考えて、準備してから実行することをお勧めします。
感情のままに行動すると、後悔しかねません。愛が冷めた時は、頭も冷やして理性的に考えてくださいね。
(婚活FP山本/ライター)
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