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「不倫をする相手だと知っていたら、結婚なんてしていなかった!」

 

……はい、いま大きくうなずいたあなたも、一度は復讐という言葉が頭をかすめた経験、あるのでは?

 

しかし、復讐どころではなく逆恨みされた上、恐ろしい経験をしたという女性もいます。

 

みなさんも、勘違いしたまま不幸のどん底へ落ちていった男性からのこんな逆恨みにはご用心です……。

 

今回は、とある女性が経験した離婚後のトラブルエピソードをご紹介しましょう。

 

 

夫の不倫バレは、子作り開始直前に

 

夫の不倫に気づいたのは、結婚3年目のことでした。
 
そろそろ子どもを……という話をし始めてから、夫の様子がおかしかったので問い詰めたら、白状しました。
 
私と婚約を結んだのが3月、籍を入れたのが9月。
 
この半年の期間中に元カノと復縁し、ずっと関係が続いていたようです。
 
婚約しておきながら元カノと連絡を取ったり、会ったりすること自体信じられないのに、肉体関係まで持っていたなんて。
 
元夫は離婚を嫌がり、どんな条件も呑むから、と言いましたが、私の心には響きませんでした。
 
「子どもができる前でよかったよ、元カノさんとお幸せに」そう告げて、私はフリーの身となったのです。
 

独り身を満喫。新しい人生を迎えるバツイチ女性

 

それから数か月は独り身を満喫しました。
 
誰かに縛られることのない日々というのも、気楽でいいものです。
 
元夫や不倫相手には慰謝料などは一切請求せず、その代わりにもう二度と関わらないことを約束して別れていたので、未払いだとか手続きだとかに追われることもありませんでした。
 
そして生活が落ち着いたころ、ずっと子どもが欲しいと思っていた私はパートナー探しを開始。
 
アプリや婚活パーティを駆使し、1年後、誠実そうな男性と結婚前提のお付き合いに漕ぎつけることに成功しました。
 
ちょっとお堅いところはあるものの、優しく、真面目な彼とのお付き合いに、胸が躍りました。
 
しかし、そんな私の幸せを邪魔する事件が起こります。
 

幸せを壊すのは不倫した元夫でした

 

元夫から、再婚してほしいとの手紙が届いたのです。手紙なら連絡を取ってもいいと思ったのでしょうか? 時間を置けば私が許すとでも思ったのでしょうか?
 
腹が立って破り捨てたくなるのを抑え、万が一のためにキャビネットの奥にしまって、手紙のことは忘れることにしました。
 
しかし、手紙は再び届きました。
 
「俺が間違っていた。不倫なんかして、馬鹿だった。心を入れ替えて尽くすから、もう一度だけ会ってほしい。」
 

元夫とからの手紙は序章に過ぎない……

 

このまま放っておいたら、エスカレートする可能性もある……そう思いながら、こちらから連絡を取ってしまったらおしまいのような気がしていました。
 
新しい彼氏にこのことを相談して、また手紙が届くようだったら相応の対応を取ろう、ということで落ち着きました。
 

元夫からの手紙。婚約者が心強い味方に

 

弁護士もつけず、慰謝料などの話も出さず、ただ「金輪際関わらないで」と口約束をだけ交わしたのがいけなかったのでしょうか?
 
「せめて書面に残しておけばよかった」
 
そう落ち込む私を、婚約者はやさしく慰めてくれました。
 
そして、何かあったら必ず守るよ、と心強い言葉もくれました。
 
義理堅い婚約者の言葉に安心して普通の生活を続けていましたが、そんな私のもとに3回目の手紙が届きます。
 
その内容は、私の今の婚約者が犯罪者だから、自分と再婚した方が幸せになれる、そいつはやめとけ、というようなこと。
 
これを読んだ瞬間、元夫がまるで反省していないばかりか、逆恨みして再婚を迫るような手紙を送ってきたんだということがわかりました。
 

サレ妻は元夫の逆恨みに法的措置を取るのか

 

自分から不倫しておいて、離婚されたから逆恨み?
 
不倫相手である元カノとうまくいかなかったのは、自分の責任でしょうし、そもそも不倫するような女なんだから、私との結婚生活のようにいかないことはわかっていたこと。
 
何を今さら……と思いながら、さすがにここまでくるとちょっと恐ろしいので、警察にストーカー被害として相談し、連絡をしてこないようにお願いしました。
 
ただ、この段階では、元夫が再度手紙を送ってきたり、電話をかけてきたところで、警察は動けないそうでした。
 
今回の「お願い」を破ったら、禁止命令を出せる。
 
その禁止命令にそむいたとき、はじめて直接的な措置を取れるのだそう。
 

感情で離婚しなければなかったかもしれない逆恨み

 

そして、警察から通達が行った2週間後。
 
元夫は家の前にいました。恐怖で足がすくみましたが、元夫は、
 
「お前もあのクソ真面目な婚約者に捨てられて、俺と同じ目に遭えばいい!」と、叫んでいなくなりました。
 
それ以来連絡は途絶えています。でも、こんなに恐ろしい経験をしたことは、一生私の心に残り続けるでしょう。
 
相手が100%悪い場合の離婚だからこそ、逆恨みも予想して、きちんと対策することをオススメします。
 

義理堅い男性と再婚して迎えた新しい人生

 

元夫にもいいところがあったからこそ、結婚したものの、元カノと再び繋がるなんて……最低としか言いようがありません。
 
それでもこの女性、再婚相手とは幸せな日々を過ごしているそうで、もうすぐ子どもも生まれるんだとか。
 
離婚を経験したっていいんです。
 
幸せを掴み取りましょうね!
 
(廣瀬伶/ライター)
 
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