美容師と聞くと、オシャレでモテるといった好感度の高いイメージから、休みが少なく過酷労働なのに薄給といったマイナスイメージまであるようですが、実際のところはどうなの?
……ということで、筆者が通う都内某美容院のイケメン美容師達に本音インタビューしてきました。
イケメン美容師の本音その1:職業は美容師でも一般人です
――美容師さんはモテますか?
A:僕は全然モテません。というか、モテる人はモテるし、モテない人はモテません。
それはどこの世界も同じで、職業とかも関係なくて、その人の資質が大きく関係していると思います。
――お客様といい仲になったことはありますか?
B:僕たちも普通の人間なんで、あのお客様がかわいいとか、タイプだとか、そういう好みはあります。ですが、あくまでも仕事なので、僕はそういう目で見ることはありませんね。
お店や会社によっては、お客様との恋愛ご法度指令が出ているところもありますが、最近では美容師仲間のお店でもそういったところは少ないように感じます。
――ということは、客側からアプローチしてもいいのでしょうか?
B:そうですね、その結果までは保証できませんが、出会いの一つかもしれませんし、気になっている美容師がいるならアプローチしてみる価値はあるかもしれません。
イケメン美容師の本音その2:お客様のオーダーには従います
――初めてのお客様で気をつかうことは?
A:リピーターのお客様なら、ある程度の情報があるので距離間や空気感がわかるのですが、初めてのお客様だと相手の様子を見ながら合わせるようにしています。
たとえば、服装や読む雑誌などからオーダーされた髪形のイメージを膨らませたり、ご提案させていただいたりするようにしていますね。
――もし、お客様のオーダーが「絶対に違う」と思ったらどうしますか?
B:「似合わないと思います」とは言えないので、お客様のご希望を取り入れつつ、別のご提案をさせていただきます。
ただ、最後に決めるのはお客様なので、そこはもう、言われた通りに施すまでですが。
イケメン美容師の本音その3:休日は地味です
――休日はどのように過ごされていますか?
A:僕は家にいるのが好きなので、できるだけ外出せず、家で本を読んだり、インターネットで買い物をしたりしています。
B:休みの前日は美容師ばかりが集まる居酒屋で飲み、休日は寝ていることが多いです。
ぶっちゃけてしまうと、休日は美容業界の行事も多いので、休みであって休みではない、そんな感じです。
セミナーやヘアショー、コンクールやミーティング、撮影などもありますから、休日のほうがハードなときもありますね。
――出会いはありますか?
B:お客様と美容師仲間と接することが、僕の今の生活の9.9割を占めているのでありません。
周りもそうなのか、美容師同士付き合ったり、結婚したりというパターンが多いように感じます。
イケメン美容師の本音:番外編
――せっかくなので一般の人が知らないであろう美容師ネタをお願いします。
A:美容院のシャンプー台には、サイドシャンプーとバックシャンプーがあります。
美容師が立つ位置の違いでもあるんですが、その違いをざっくり言ってしまうと、サイドシャンプーはしっかり洗うため、バックシャンプーはマッサージ効果やお客様のリラクゼーションを目的としたシャンプーとなっております。
B:シャンプーが泡立たないとおっしゃるお客様がいらっしゃいますが、2分以上シャワーで洗い流してもらうと、どんなに毛量の多い方でも少量のシャンプーで泡立ちます。
実は髪の毛の汚れの7割は水で洗い流せるんですよ!
イメージが先行しがちな美容師の本音は一般的だった
今回はイケメン美容師2名にお話をうかがってきましたが、他の美容師に同じ質問をしても、どうやら美容師の数だけ回答の数もありそうですね。
しかし、共通して言えるのは、美容師も一般人であるということ。
職業や関係性で壁を作るのではなく、本音で接すれば、人と人とのつながりがそこには生まれるのかもしれません。
恋愛ご法度のお店も減っているとの情報は、ありがたいお話でした。
個人的には「美容師の本音:番外編」で語られたシャンプーが泡立たない件が、とても勉強になりました。
たしかに、シャンプー前の洗い流しの時間を変えただけで、めちゃくちゃシャンプーが泡立つように。
また、男性が女性を見るときは、顔やスタイルだけでなく、髪の毛に注目していることも多いんだとか。
ツヤツヤでキレイな髪の作り方を知っていれば、男性受けもよくなるはずです。
ぜひみなさんもお試しあれ!
(恋愛ウォッチャーaYa/ライター)
公開日:2017年8月9日
更新日:2019年1月28日
■【職業別・恋愛傾向】気になる男性を落とすアプローチ方法
■どうすれば「運命の人」に巡り会うことができますか?
■片思いを成就させたい!アプローチ失敗を防ぐ方法