会ったこともないのに「恋」に落ちる…そういう出会いの形も大いにあるでしょう。そんな出会いの形に不安がないとは言い切れませんよね。では、会ったことがない人を好きになったとき、なにに気をつければいいのでしょうか。
今回はネットでの恋愛について、まとめてみました。
あなたのその恋は、ネット恋愛 or リアル恋愛?
ネット恋愛の良いところは、その人の内面から惹かれることにあるのではないでしょうか。リアル恋愛では、外見や社会的地位といった様々な情報が入ってきてしまうものです。内面を見ているといっても、どうしても外見も恋愛の判断材料になってしまうはず。その人の内面をメインにじっくり見つめることができるのは、ある意味ネット恋愛の利点でしょう。
加えて、対面では聞きづらい話題も、メールのやり取りでは素直に語り合えることができます。お互いの考え方や恋愛観、人生観といったものも、リアル恋愛より共有できるスピードが速いのかもしれませんね。
そんなメリットのあるネット恋愛ですが、あなたはその恋をリアルな恋愛に変えたいと心から願っていますか?デートをしたり、二人の未来を語り合ったりすることを望むなら、まずは一度、会う機会をもってみるといいかもしれません。けれどもし、勇気や自信が持てず、どこか踏みとどまる気持ちがあるうちは、会うことは避けたほうがいいでしょう。
ネット恋愛の思わぬ落とし穴
ネット恋愛はメリットばかりではありません。残念ながら、ネット環境だからこそのデメリットもあります。
ネット恋愛でもっとも怖いと感じるのが、金銭目的・身体目的といった、真剣な恋愛以外の目的で、相手が近づいてくる場合でしょう。度が過ぎれば、物騒な事件にも発展しかねない問題です。
また純粋に出会いを求める人ばかりでなく、友人作りが目的の人もいれば、同じ趣味の人を探していたり、ネットの中だけで完結する関係を求めていたりする場合もあります。つまり表向きのプロフィールだけでは計り知れない思いや考えを相手がいる可能性も頭に入れておく必要があるのです。
ネット恋愛の注意事項
ネット恋愛は、手軽な出会いの場としては相応しいのかもしれません。けれど、それをリアル恋愛に移行させようとすると、通常のリアル恋愛よりも異性を見極める鋭い目が必要になります。
ネット上で知り得る情報なんて、どんなに頑張ってもほんの一握りしかないのです。スカイプなどを利用し、相手の顔や声を見聞きできたとしても、その人の香りや肌感といったものは感じられません。また一緒にごはんを食べたり、買い物をしたり、同じ景色を見たりと、リアルに共有することでしか得られない情報だって沢山ありますよね。
そう考えると、ネット恋愛からリアル恋愛に移行する場合は、ネット恋愛を出会いのきっかけと受け止めた方がいいでしょう。あらためてリアル恋愛に移ったら、一から相手を見つめ直したほうが、双方に誤解や無理が生じるのを防げるのです。
恋の行方を決めるのはあなた!
出会いのきっかけがインターネットでも、自分以外の誰かを愛おしく思う気持ちが芽生えるのはとても素敵なことです。その恋をネット恋愛として楽しむか、一歩踏み出してリアル恋愛に進展させるかは全て自分次第でしょう。
なかにはネット恋愛から始まり結婚したカップルで、15年以上経った今も仲よく暮らしているケースもあります。もしネットなどで直接会ったことのない人を好きになっても、「ネットの出会いが恋愛に発展するわけがない」という理由で、恋をあきらめる必要はないのです。恋心が本物であれば、そして2人に縁があれば、どんな過程であれ、結ばれる未来が待ち受けているでしょう。
(恋愛ウォッチャーaYa/ライター)
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