今、日本中は天才プロデューサーの引退報道に大騒ぎしていることと思います。
テレビのワイドショーはもちろん、インターネットのニュースサイトや個人ブログ、ツイッターなどにおいても、話題は小室哲哉さんの引退宣言でもちきり!
音楽業界で一つの時代を築き上げた天才は、どこで運命の歯車を違えたのか……?
占いという観点から見てみたいと思います。
ホロスコープで見る、小室哲哉さん
小室哲哉さんは、1958年11月27日の東京都府中市生まれ。射手座の59歳です。
生まれた時間まではわからないのですが、何時生まれだとしても月星座は双子座。しかも、満月のすぐ後に誕生日を迎えています。
……これだけを見ても、小室さんが稀代の天才作曲家といわれる理由がわかる気がします。
満月生まれの人は、華やかな雰囲気を漂わせるものの、知的で洗練された魅力を持ち、目立つ存在。異性にはモテやすく、人気者になる運命を持ちます。
小室さんにもそうした傾向が十分にあらわれていて、還暦直前とはいえ、女性にモテるのは当然だと思うのです。
しかも射手座で、恋愛傾向を表す金星が太陽に近い位置でコンジャンクション。(重なり合うこと)さらに、射手座には水星と土星も入っているので、基本的にかなり自由で奔放。恋も仕事も、自分がやりたいようにやるでしょうし、だからこそ才能を発揮できるタイプだといえます。
ただ、小室さんは少なくとも1つ(生まれ時間によっては2つ)、ホロスコープ上にTスクエアという厳しい角度を持つので、みなさんもご存じのように人生は平たんな道ばかりではありません。
自分の意志とは関係なく人生が激変したり、ゼロからやり直しになったりと、そもそも激動の運気をお持ちなんです。
Tスクエアという魔性の角度
星占いでは、一つの星に対して二つの星が90度の角度を取ることをTスクエアといいます。90度という角度がそもそも凶角とされるので、それが二つもあってさらに悪い……といわれてしまうのですが、Tスクエアは実は有名人・芸能人に多い角度なんですよ。
たとえば……ココ・シャネル、オノ・ヨーコ、香取慎吾さん、小泉純一郎さん、イチロー選手、ASKAさん、羽生善治さんなど。
強烈な影響力を持つTスクエアを使いこなす強運の持ち主だからこそ、有名になって活躍できる、ということなのかもしれません。
そのため、小室さんも類まれな才能を持ち、時代をひとつ築き上げながらも、自身の強烈な運命に翻弄されてしまった……と表現するのが正しいのでしょうか。
不死鳥のようによみがえる!?
ただ……小室さんご本人も会見でおっしゃっていたように、時期運で見ても不倫をするような状況ではなかっただろうなと、やっぱり感じますよ。
2016年は恋愛(不倫)よりも仕事のほうが運気として強く出ていましたし、2017年は自分一人だけが頑張るのではなく、仲間を作って支えてもらいながら活躍する流れがあったはずです。
ですので、報道にあったような不倫はなかったのでは……?
そして、来年は小室さんが充実・活躍できる運気がめぐってきます。
すでに引退宣言をされてしまっているので、もしかするとプロデューサーや作曲家としてではないかもしれないんですが……未発表曲がリリースされてヒットしたりする可能性がありますね。
2019年~2020年と、小室さんはここ数年とは違った充実を手に入れるはずですから、それが仮にKEIKOさんとの静かな生活だとしても、ご本人の安らぎにつながるなら幸せなのかもしれません。
あるいは、ファン以外からも「引退する必要はない!」「マスコミはやりすぎだ」という声が早くも上がっている状況ですので、どこかのタイミングで不死鳥のように、また復活する可能性も……あるかもしれませんね。
(沙木貴咲/ライター)