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初めての出産って、緊張するし怖いですよね。

 

今回は、出産を控えたプレママや、いつか出産をするかもしれない女子が読んでおきたい、実話を基にしたマンガをご紹介します。

 

とくに高齢出産と言われる30代後半から40代の女性の実録マンガをセレクトしたので、アラサー・アラフォーの方の出産に対する不安を取り除いてくれますよ。

 

実話をもとにした出産マンガ1 おひとりさま出産(七尾ゆず作・集英社)

 

七尾先生は、アラフォーにして「子どもがほしい」と思い立ち、付き合っている男性である三浦の子どもを産もうと決めます。
ですがこの彼氏、仕事もフリーランスで安定せず、借金もあって、結婚には不向きな男だったのです。

 

そのため、計画的に、妊娠だけ協力してもらって、自分一人で子どもを育てていこうと決意したのです。ファミレスでのバイトとマンガをかけ持ちしながら、妊娠・出産と命を削って達成していく姿は鬼気迫るものがありました。

 

出産する場合の国の手当てや制度などについても載っているので、とても参考になるマンガです。

 

実話をもとにした出産マンガ2 ヒゲの妊婦(ヒウラサトル作・講談社)

 

「干物女」などの言葉を生み出した『ホタルノヒカリ』の作者、ヒウラサトル先生の実録マンガ。

 

ヒウラサトル先生は、40才を過ぎてから結婚し、子どもについては「嫌いじゃないけど熱烈にほしいわけではない」という温度感。
ひょんなことから妊娠が発覚しますが、40才と妊婦としては高齢なことから、さまざまな問題にぶつかります。

 

茶目っ気満載のタッチで、楽しく妊婦生活を送っている姿に、勇気をもらえる一冊です。

 

実話をもとにした出産マンガ3 がけっぷち出産ブンブンマーチ~3歩進んで2歩下がる高齢・不育ロード~(水玉ぺり作・秋田書店)

 

流産というつらい経験を乗り越えて、出産を遂げた妊活マンガです。

 

流産した当時のくやしさや悲しさがリアルに描かれているため、胸が痛くなるようなシーンも。
作者の水玉ペリ先生は、あとがきにて、「この妊活体験が、妊活をしている30代後半~40代の方の心の支えにほんの少しだけでもなれたら」という思いをつづっています。

 

妊活しているということは親しい友人にも言えなかったり、子どもがいる友人をうらやんでしまったりと、人には言えずに苦しんでいる方は、本書によって心が楽になることでしょう。自分だけではないんだ、と励まされる一冊です。

 

さいごに

 

今回は、30代後半から40代の女性の妊活や出産をテーマにしたコミックエッセイをご紹介しました。

 

高齢出産になると、周りに参考になる人が少ないなど、出産に不安を抱く方も多いと思います。
そういったときは、これらのマンガを読むことで安心感を得られるかもしれませんよ。
どれも実体験をつづったマンガなので、心に響くものばかり。
出産に興味がなくても楽しめるので、ぜひ手にとってみてくださいね。

 

今来 今/ライター

 

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