「正直、姑が嫌い」そんな人もいるのではないでしょうか。
結婚するまでは他人だった相手と家族になるのですから、なかなか上手くいかないのは仕方ないこと。
しかし、嫁には嫁なりの言い分がありますが、姑にだって姑なりの考えがあるものです。
今回は姑が考えている本音を紹介します。
気がきかなくてイライラ
「息子とお嫁さんが遊びに来ても、お嫁さんが何もしません。わたしが食事の準備をしていたら、少しくらい手伝ってほしいです。ずっと座ってボーッとしている姿を見るとイライラします」(Oさん・59歳)
「息子夫婦が遊びにくると『ゆっくりしてね』って声をかけるんですが、本当にゆっくりしているだけで、何もしてくれません。『なにかやりましょうか』ってひと言いってくれるだけでも、こっちは嬉しいものなんですけどね」(Sさん・60歳)
お嫁さんに対して「気がきかない」と考えている姑は多いようです。
義実家に遊びに行ったときは、積極的に家事を手伝ったほうが、姑の気持ちは満足するもの。
姑の「ゆっくりしてね」は社交辞令の場合が大半です。
ひとまずは「手伝います」「なにかやりましょうか」と声をかけましょう。
正直嫉妬しています
「息子夫婦はいつも家族の前でも、じゃれ合うんですよね。仲がいいのは悪いことじゃないけれど、息子のデレデレした顔を見るとイライラします。お嫁さんにも、やきもち焼いてしまうものなんですね……」(Tさん・54歳)
「この女が息子を奪ったと思うと嫉妬してしまいます。息子が奥さんを愛しているのが伝われば伝わるほど胸が苦しいです」(Uさん・56歳)
母親の息子に対する愛情はとても強いです。
子離れできていない人はもちろんのこと、それなりに息子と適正な距離を保てる母親でも息子に「異性」を感じているケースもあります。
夫はもちろん妻である「あなたのもの」でしょう。
しかし、姑の前で過剰に仲良しアピールをするのは得策ではありません。
嫁に対して、嫉妬気持ちが募ると、憎しみに近い感情へ発展する場合もあります。
姑の前では夫と一定の距離を置いて、イチャイチャしすぎないようにしましょう。
もっと仲良くしたいのに
「息子の奥さんはとても遠慮がちな人です。わたしから話しかけないとほとんど言葉を発しません。会話もなんだか他人行儀でよそよそしいんですよね。なるべく打ち解けやすい空気を作っているつもりなんですが……」(Mさん・60歳)
「うちは男の子ばかりだったから、息子がお嫁さんを連れてきたときは『うちにも娘ができた』って嬉しかったものです。でもお嫁さんはうちに来るといつも緊張しているみたいで……。もっと本当の実家みたいに気楽にふるまってくれればいいのに」(Eさん・62歳)
「気を使ってしまう」「くつろげない」などの気持ちから他人行儀になってしまうのはしかたないかもしれません。
しかし、家族になったわけですから、姑としては、「もっと心を開いてほしい」と考えるものです。
姑がフランクに接してくれるなら遠慮しすぎないほうがいいでしょう。
まとめ
今回は姑が考えている本音を紹介しました。
義実家との付き合いは面倒なことも多いので、「姑が嫌い」と感じる人もいるでしょう。
苦手な人と仲良くなるには「相手が何を求めているのか」を考えて、実行してみるのが大切。
姑の気持ちを読んで、それに合わせて行動してみましょう。
(大船くじら/ライター)
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