「子育て」というものは、なかなか大変なようで、私の周りで子育てをしている人たちは基本的に苦労しているように見えます。
私は結婚願望もなければ、シンプルに子供が苦手なので、友達の子育て報告や子供自慢なんかをされている間は、実はとても辛い思いをしていますが……。
そんな中で、親密な友人からの子育てに関する話を嫌々聞いていると案外多いのが愚痴。
特に自分の両親や義理の両親からめんどくさい忠告をされてイライラすることが多いみたいです。
そこで今回は、「義実家から子育てに関して嫌味を言われたエピソード」を紹介していきましょう。
やはり、結婚って面倒くさそうですね……。
コロナ禍なのに「なんで孫に会わせない!?」
今年は結局、1年の大半が緊急事態宣言下でしたね。
外食もレジャーも思うようにできず、新型コロナウィルス感染症に対して「舌打ちしっぱなしだった」という方もいるかもしれません。
幸い現在は感染者数もかなり減ってきましたが、ここに至るまでの期間、子育て中のお母さんたちの中には、人知れず苦悩する方もいたようです。
私の古くからの友人が10年ほど前に結婚してまして、4年前に子供が生まれました。可愛い盛りなので、当然友人の両親も孫の顔が見たいわけですね。
そんな時期に、折しもコロナ禍がスタートしてしまい、なかなか顔合わせもできない状況になりました。
そんなコロナ禍において、65歳以上である友人の両親は、今年の早い段階で2回のワクチン接種を済ませたようです。
自分たちがワクチンを接種して、すっかり無敵と思い込んだのか、徐々に「孫に会いたい」という要求がエスカレート。
その都度友人と奥さんが2人がかりで「時期が時期だから諦めて」と説得するけど効果なし。
徐々に両親からの「孫の顔も見せない不出来な夫婦」みたいな悪口が飛び出す頻度も増えていき、可哀想なことに友人の奥さんはそのせいで精神的にダウン。
ただでさえコロナ禍で気を張って生活しているのに、自分の夫の親から悪口を言われれば、精神的ダメージにもなりますよね。
義実家との関係性で離婚に発展する夫婦もいるので、距離感は気をつけたいところです。
「母乳で育てない育児は育児じゃない!」
もう一つ、これはコロナ禍とか関係なく、昔からたくさん起きてきた事例かと思います。今でもやはり、「子育ては母乳派」という人が多いようですね。
2年ほど前、元カノが突然LINEしてきたんです。
既にこの元カノは結婚して、風の噂で子供も出来たと聞いていたので、どういう要件なのか全然分からなかったのですが、どうやら義実家からのプレッシャーに関する愚痴。
その愚痴のはけ口として、私が適切だと思ったそうです。
正直少し迷惑でしたが……そこは優しさでカバー。ちゃんと話を聞いてあげました。我ながら偉い。
さておき、その愚痴というのがまた古典的。
この元カノは粉ミルクで赤ちゃんに授乳していたそうですが、それを知った義母が「母乳で育てない育児なんておかしい!」と、言いがかりをつけてきたのです。
そうは言っても、出ないもんは出ないんだからしょうがないですよね。
昔はお乳の出が悪い母親は、結局赤ん坊を育てきれずに死なせていたわけだし、現代はそういうことがないようにミルクが普及してるわけです。
その粉ミルクの存在はまさに「文明の利器」だと思うのですが、義母はそういうことが分からないみたいで、かなりしつこく「母乳が出ないなんてどこかおかしいんじゃないの?」とグチグチ。
彼女はゴリゴリの元ヤンだったので、こんなの一発お見舞いしてやったら黙ると思ったのですが、さすがにそれは出来なかったようです。
このような悪口を、旦那さんのいないところでだけ元カノに聞かせるという話でしたから、それにしても陰湿ですよね。
ただ、今は粉ミルクも栄養価が高いものが流通していますし、幸い彼女の赤ちゃんは丸々大きく育っているので、全然問題ないみたいでした。
おわりに
どうにも、男の子を持つ母親というのは、自分の息子が付き合う彼女や結婚する相手に対して、妙にきつい当たり方をすることが多いようです。
義実家に対して苦手意識を持つ女性が多いのも、その最たる理由は義母にあるが今も昔も当たり前。
自分の息子の結婚相手に妙な対抗心を見せる義母ってなんか気持ち悪いですよね……。
と書きつつも、私の母親も、私が付き合ってきた彼女の粗探しをよくやってたのを思い出しました。あれは嫌でしたね……。
ああいう母親がいる手前、「僕は結婚なんかしないぞ」と強く決意したものです。
(松本ミゾレ/ライター)
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