好きな気持ちだけで結婚できるのが望ましいですが、現実はそうもいきませんよね。
やはり生活を考えるのであれば、金銭面は重要になってくるでしょう。
置かれた状況によって専業主婦になるのか、それとも共働きになるのかは変わってくるもの。
不景気といわれる現代ですが、実際に既婚女性がどのような生活をしているのか気になりませんか?
そこで今回は「現代夫婦の経済事情」をご紹介します。
2022年下半期が近づいてきているので、あなたの運勢も合わせてチェックしてみてくださいね。
1.夫と話し合って専業主婦に
・「もともと仕事を続けたかったのですが、子どもの体が弱くて。病院へ行くことも多かったので、夫と相談して専業主婦になりました。
その分家計は大変ですが、以前は仕事中いつ保育園から電話が来るかわからずハラハラしていたので、気持ち的にはラクになりました」(29歳/主婦)
もともと専業主婦を望む夫婦もいれば、いま妻が働くのは厳しいと判断することもあるでしょう。
いずれにしても夫婦で話し合った上で、お互いが納得いく答えを見つけることが大切ですね。
2.パート勤務をしている
・「結婚後、妊娠が発覚して正社員で働いていた会社を退職。子どもを2人出産して少し落ち着いてから、近所でパート勤務をはじめました」(36歳/飲食)
やはりいまの時代は共働きが主流のよう。ただ正社員として働くのは時間的にも肉体的にも難しい場合、パート勤務となるケースが多いようです。
実際に専業主婦と共働きの推移も、昭和から大きく変化しています。
1980年は専業主婦世帯が1114万世帯、共働き世帯が614万世帯だったのに対し、2019年には専業主婦世帯が582万世帯、共働き世帯が1245万世帯と大きく逆転しています。
共働きの増加は、やはり不景気が大きく影響しているのかもしれませんね。
参照
・厚生労働省 共働き等世帯数の年次推移
3.正社員として働いている
・「私の職場は産休育休を取りやすく、出産後も結婚前の職場に勤務しています。周りもママばかりなので、みんなで助け合いながら働いていますね」(35歳/事務)
正社員で働く女性は、結婚前からの職場に長く勤めているケースが多いよう。仕事にやりがいを感じている、また金銭面を考えるとやはり正社員として働き続けたいようです。
実際に平成8年の35歳~39歳の男性平均年収が575万円だったのに対し、令和2年の35歳~39歳の男性平均年収は518万円と減少しています。
ここ最近は物価も上がっていますし、昔と比べてやりくりが大変なのは当然ですよね。
ただ現代は家事に意欲的な夫も増えているので、お互いに協力しつつ家庭を回しているようです。
参照
・国税庁 平成8年分 税務統計から見た民間給与の実態-国税庁民間給与実態統計調査結果報告-
年齢階層別の平均給与
・国税庁 令和2年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-
年齢階層別の平均給与
4.最近では在宅勤務も
・「子どもが生まれ、以前は寝不足のまま出勤する毎日でした。ノイローゼ気味になり仕事を辞めようか考えていた矢先、リモートワークが導入されて。いまは週に1~2回程度の出勤なので助かりますね」(33歳/IT)
コロナ禍となり、在宅勤務も増えてきていますよね。またいまはフリーランスとして働く方法もあります。
ライフワークによって、働きかたを変えるのもひとつの方法でしょう。
さいごに
金銭面はもちろんですが、自分の居場所のひとつとして働き続ける女性は多いようです。
ただ特に子どもがいる場合は、周囲の協力が必要不可欠でしょう。
夫婦間でサポートしつつ、仕事と家事の両立をしたいですね。
(和/ライター)
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