3月10日02:48はおとめ座の満月が起こります。
年度末の慌ただしい時期に訪れる満月は、「身の回りを整理して動きやすい状態を整えるように」とアドバイスしてくれます。
その意味と理由とは? 詳しく見ていきましょう!
おとめ座の満月が教えてくれること
満月は「満ちるタイミング」であり、「飽和状態になったものを手放すタイミング」でもあります。
また、おとめ座は「知性・緻密・分析・整理」が得意な星座。
そんな10日の満月では、自分自身と身近な環境を見つめ直して、整理と調整をするといいでしょう。
たとえば、数回しか試していない健康器具やエクササイズ本は、「この先も使わないもの」と見なして処分するとか。
使う場面がほとんどなく、クローゼットにしまい込んだままのブランド服はフリマアプリに出品するとか。
あるいは、本命彼女に見てくれない彼氏と別れる決意を固める……という具合に。
これからの自分にとって必要なものは何か、価値のあるものは何かを冷静に見極めることが大切です。
それも、感情的にならず冷静に現実だけを見て、理知的な判断を下していきましょう。
やぎ座が満月を強力サポート!
今回の満月では、「もったいない」「手放すのは惜しい」「寂しい」と思っても、できるだけ割り切ってしまった方がいいと思います。
それは、3月10日の時点で7惑星が地の星座※に入り、そのうち4惑星がやぎ座に入っていることが理由。
しかも、やぎ座の火星・木星・冥王星は、満月とトライン(120度)を取り、スムーズにお互いのエネルギー交換を行います。
(※地の星座とは、おうし座・おとめ座・やぎ座のこと)
これは、おとめ座の知的さや調整力を意識するのはもちろん、やぎ座の管理力や現実性も重視した方がいいことを意味するんですね。
やぎ座には去年末からラッキースター木星が入り、守護星である土星も滞在中。
今、ホロスコープ上でもっとも強い力を持っているのは、間違いなくやぎ座といえます。
また、10日の満月でアセンダント(上昇点)に位置するのもやぎ座。
アセンダント(上昇点)のやぎ座は、おとめ座満月を力強く下支えするようなポジションを取るんです。
だから、やぎ座が得意とする現実的な管理・サバサバとした実行力を重視して、気持ちはいったん脇へ置くようなスタンスが良いでしょう。
サクサク動く!10日は逆行していた水星が順行に
3月10日はおとめ座満月であると同時に、水星が順行に戻る日でもあります。全天体が順行して、4月25日までは「何もさえぎるものがない期間」が続きます。
そのため、おとめ座満月で決断したこと、調整・準備をしたことはスムーズに展開するでしょう。身も心もスッキリした状態でフットワークが軽くなるはずです。
10日でキッパリ決断できるなら、初めは「惜しい」「面倒くさい」と思っても、最終的に「あの時ちゃんと決めて良かった」と思えるに違いありません。
おとめ座満月で「調整・準備」が必要な理由
10日の満月が「調整・準備」を伝えるのは、それがおとめ座の得意分野だからというのもありますが……実はもっと重い意味があるんです。
それは、10日後の3月20日に太陽が1番目の星座であるおひつじ座に入り、星の世界では新年がスタートするということ。
元旦を迎える前に大掃除をするのと一緒で、太陽がおひつじ座に入る3月20日までに身辺整理をしておくことが大事なんです。
新しい年を始めるにあたって、古いものや不要な人間関係は足手まといになるだけ。
春から引っ越しや転勤、異動などで環境がガラッと変わる人は特に、身ぎれいにしておきましょう。
(沙木貴咲/占い師)
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