4月23日はおうし座の新月がおこりました。
新年度のバタバタもそろそろ落ち着いてくる時期ですが、現実的なおうし座の新月は何を伝えるんでしょうか? 詳しく見ていきます。
おうし座新月が伝えるのは「仕事とお金」
12星座の中でお金を象徴するのはおうし座とさそり座ですが、不労収入や遺産などを表すさそり座に対して、おうし座は労働から得る収入を表します。
しかも、今回の新月は10ハウスで起こり、10ハウスは「仕事・社会面・キャリア・達成」を意味する場所。
しかも、新月は「社会で果たすべき役割」を示すMCにほぼ重なるので、今回の暗示はどこからどう見ても仕事とお金。この2つにスポットライトが当たります。
天王星が変化と改革を促す
おうし座には去年から天王星が入っていて、新月に寄り添うように影響を与えます。革命の星といわれる天王星は、仕事とお金についてガツガツと変わることを促すでしょう。
それは、当たり前と思ってきたルーティンやスタイルをゼロから築き直すという意味。
自分の意志とは関係なく、働く仕組みそのものがガラッと変わる可能性もあります。
多少の困難や犠牲はあるかもしれませんが、「今ここで変えなければ、いつ変えるの?」という雰囲気が漂いそうです。
なあなあでやり過ごしてきたものや、どっちつかずになっていることにはピリピリとした居心地悪さを感じ始めるはず。変わるしか選択肢がもうない、という状況が出てくるかもしれません。
3月からコロナウイルス騒動でテレワークを経験したり、出勤日が制限されたりした人も多いでしょう。今回の新月では、そうした働き方改革が一時的なものではなく、安定した収入を伴う恒常的な習慣として根付かせていくことになりそうです。
「ルーチンワーク・習慣・日常」を表す6ハウスに土星・木星・冥王星が入り、新月と天王星にスクエア(90度)を取ることで、このままではいられない感が漂い始めます。
カギとなるのは自分らしさ
23日の新月では、アセンダントがしし座に位置します。
しし座は「主体的・強い意志・自己アピール」の星座。カギとなるのは、いかに自分らしくいられるか? で、周りの空気を読んで日和見主義に徹しても正しい答えは見つからないはず。
どんな仕事にどういうスタイルで取り組めば、自分の能力と魅力が発揮できるのか。
そこを厳しく吟味することが大切です。
すでに成功した誰かの真似をするとしても、その人と同じだけのスキルと実績が自分にあり、トレースできるだけの実行力があることを確認しましょう。ふわっとした憧れだけでは、ちょっと物足りないかもしれません。
また、しし座はカリスマの星で、実際に太陽星座しし座には起業・独立を果たす人が多いです。
組織に縛られずに独り立ちする、あるいはそんな意識を持って働くことが、新月以降は重要になってくるでしょう。
仕事より恋愛が大事と考える人へ
おうし座新月が伝えるのは「仕事とお金」なのですが、そのどちらにもあまり興味がない……という人がいるかもしれません。
今は婚活をがんばりたいから仕事は後回し、と考える人だっているでしょう。
それでも、自分の社会的ポジションと働くスタイルはどうか見失わないでください。
結婚して専業主婦になっても、一寸先は闇といえる時代ですから。自分が生きていくだけのお金を自力で手に入れるだけの仕事は、つねに確保しておくと安心でしょう。
(沙木貴咲/占い師)
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