2021年はみずがめ座で2度満月が起こるスペシャルな年ですが、8月22日はその2度目です。
ラッキースター木星がピタリと寄り添い、希望と可能性に満ちた満月になるでしょう。
どんな影響があるのか、何に注目したらいいのかを詳しく見ていきます。
11ハウスで起こるみずがめ座満月(2度目)
2度目のみずがめ座満月は、「人間関係、仲間、友情、グループ」をあらわす第11ハウスで起こり、月は「こだわりを手放して心が求めるまま素直に、自由に」という角度に位置します。
また、第11ハウスはみずがめ座にとってナチュラルハウス(本来あるべき場所、もっとも居心地の良い場所)になるので、みずがめ座が象徴する「個性・独創性・変化」が顕著にあらわれるでしょう。
友人関係や職場での人付き合いが変わったり、今まで以上にパンチの効いたメンツが集まったりするかもしれません。
今までとは少し違う賑わいが出てきて、人づてに入ってくる情報にも変化が出てくるはずです。
人間関係をつくる満月
今回の満月が伝えるメッセージは、「ここで築かれる人間関係は“答え”であり、“スタート”でもある」です。
人脈を広げることには積極的になったほうがいいですし、この満月を機に親しくなる人はこれからの人生に必要な人物になります。
特にSNSやオンラインセミナー、クローズドなサロンを通じて知り合う人からは良い刺激をもらえるでしょう。
一方で、何となくでも距離ができる人については去る者追わずのスタンスで。
この夏に疎遠になる人とは、お互いに与えるべき影響を与えきって、それぞれの役目を終わらせた相手です。
これ以上一緒にいても学ぶことはほとんどないので自然の流れに任せるのが良いようです。
先月24日の1度目のみずがめ座満月で、あなたは自分軸をどう整えたでしょうか?
あれから1ヵ月、「あの時のアレはこういうことだったのか」と伏線回収する人もいるかもしれません。
今の自分のアイデンティティがいっそうしっかり固まり、本当に必要な仲間を作ることができるでしょう。
ラッキースター木星が寄り添う満月
2度目のみずがめ座満月で注目したいのは……「拡大・発展・成長」をもたらすラッキースター・木星がぴったり寄り添っていること。幸福をもたらす満月として期待できるでしょう。
憧れの人物とつながるとか、いろんな意味でハイレベルな人と仲良くなれる、普通に生活していては接点がないタイプの人と知り合えるなど、人間関係ではうれしい展開がありそうです。
また、すでに顔見知りの人とさらに深く関わるようになって、公私ともに良いかたちで助け合えるかもしれません。
恋愛よりは仕事や趣味のつながりが広がるようですが、何にしても良い流れに乗れるはずです。
何となくでも気になる相手とは積極的にやり取りするといいでしょう。
あなたの「オフィシャルポジション」は?
“オフィシャルポジション”とは直訳すると「役職・役目」になりますが、今回の満月以降は、「私はこういう者です」と堂々と言える肩書・キャラクターを作ることが大切です。
これは仕事に限らず、場所もオンライン・オフライン関係なく、キチンと自己アピールするといいでしょう。
明確なブランディングができれば、それをきっかけに人が自然と集まってくるはずです。
仲良くなりたいと言う人や仕事を依頼してくる人、SNSでフォローしてくれる人などが、自分から求めなくても寄り集まってくるでしょう。
「仲間が欲しい」
「味方を作りたい」
「新しい人間関係を築きたい」
そう思う人は、自分のキャラや個性、肩書をどんどんアピールして注目を集めて。
わかりやすく自分を示すほど、いま必要とする人とつながれるはずです。
人とのつながりがもたらす幸せ
去年末からスタートした“風の時代”は“個の時代”といわれますが、これは自己完結が良しとされるわけではありません。
他人との関わりはむしろ今まで以上に重要になってきます。
組織に属していれば安心だった“地の時代”とは違って、つながる人間を自分で選んで関係を築く必要があるので、独自のコミュニティを作れるかどうかが、2021年下半期の充実度を変えるでしょう。
また、この夏に築く人間関係は、これからの人生を花開かせる土台になるはず。
メリット・デメリットではなく、心を重ねて同じ方向に自然と進める仲間作りを大切にしてください。
(沙木貴咲/占い師)
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