11月19日のおうし座満月では、いつもは注目しないところに目を向けると良さそうです。
普段は見せない一面を見せることで新しい可能性が広がるでしょう。
おうし座満月は部分月食
19日の満月は、ふたご座1度に滞在中のドラゴンヘッドの間近で起こり、部分月食となります。通常の満月より影響力は大きく、約半年は何かと意識させられることが続くでしょう。
ただ、おうし座は「無意識・見えづらいもの・変容」をあらわす第12ハウスに位置するため、満月のメッセージは曖昧でいまいちハッキリしません。「これだ!」とハッとするより、「もしかするとこれかもしれない」と何となく察することになるはず。
潜在意識にフッと湧き上がる想いに注目すると良さそうです。
いつもとは違うアピールを
満月をすぎると、自分としては「大したことない」と思うところが意外な注目を集めたり、普段は見せない一面が魅力的と好印象を与えたりするでしょう。恋愛でも仕事でも、自己アピールをするなら発想の転換がカギになります。
SNSでの発信や配信アプリでライブをする場合は、本名や顔出しはしないほうがいいかもしれません。特定のメンバーに向けたアットホームな発信、あえてのクローズドな環境がしっくりくるはずです。
特に、SNSやライブ活動がこれまでうまくいっていない人は、一歩引いて対象を狭めたアピールが人の目を引きつけるでしょう。
背伸びをしないで「等身大の自分」を見せる
満月はそもそも太陽とオポジション(180度の角度)ですが、今回はみずがめ座の木星がスクエア(90度)で切り込み、ピリッとしたムードを作ります。
みずがめ座の木星は第9ハウスにあり、「ワンランク上・ステップアップ」を意味するものの、理想が高すぎるとつらくなってしまいそう。今まで見たことのない景色を求めるなら相応の覚悟が要りますし、判断を見誤れば回り道をするかもしれません。
それよりは、満月と太陽を調停する冥王星が良き道しるべになるはずです。
冥王星は「受け継ぐもの・家系・親密な関係性」をあらわす第8ハウスにあるので、すでに心身に馴染んでいること、生まれ育つなかで自然に身についた能力などをアピールするといいでしょう。
しかも、冥王星はいま太陽が運行中のさそり座の守護星でもあり、「蔵出しをするなら今」というベストタイミングがありそうです。
見えづらいものに目を凝らして
今回の満月が起こる第12ハウスは正直なところわかりづらく、月食であってもメッセージを受け取りづらいかもしれません。
たとえば、水面下で話が進んでいて自分の耳に情報が入るのはだいぶ先になるとか、周囲は高く評価してくれてもその声が自分には届きにくいなど、どうしても「見えづらさ」があるのです。
また、自分からアクションを起こす場合も、「普通に考えたらコレが良いけれど、今はそうじゃない」「蔵出し感があるものが好まれる」といった傾向があります。
しかも、おうし座は直感で判断するのが得意でロジカルな星座ではないので、“何となくの感覚”を大切にしてください。
自分はあまりピンと来ていなくても、周囲がすごいと喜んでくれる知識・能力をアピールできれば、収入につながる可能性もあります。
仕事や副業では今まで見せたことがない一面を見せたり、自分が自覚する長所ではなく第三者が「良いね」と言ってくれる部分を示したりするといいでしょう。
2021年だけでなく、2022年につながる良い流れが作れるはずです。
(沙木貴咲/占い師)
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