14日のやぎ座満月はスーパームーン。
2022年において、もっとも地球に近い位置で起こる満月です。実際にいつもより大きく見えますし、月のパワーも通常より強くなります。
どんなメッセージを送ってくるのか詳しく見ていきましょう。
愛と幸せを求める満月
今回の満月は「人間関係・パートナーシップ・出会い」を意味する第7ハウスで起こります。
テーマはズバリ恋愛や結婚で、好きな人との関係や恋人とのお付き合いには答えが出るタイミングです。
これまで努力を続けてきた人は恋心が報われるタイミングになるでしょうし、不安や迷いを感じながらも決められなかった人は潔く判断する場面を迎えるはずです。
成就か決別か……?
恋のゆくえはひとつに限りませんが、どんな結論にたどり着くにしても、ありのままの現実をまっすぐ受け止めることを大切に。
気負わず、自分が幸せになれる関係を正しく見極めてください。
月と冥王星が創り出す“変化”
やぎ座の満月には冥王星が寄り添い、極端な変化や意識改革を促します。
愛情面に重要なマイルストーンを置くことで、気持ちや日常生活が大きく変わるかもしれません。たとえば好きな人と同棲したり、結婚が決まって引っ越すことになったりと、今までとは違う世界がひらけそうです。
あるいは、「家と家のつながり」がクローズアップされて、結婚を機に実家に帰るとか、家業を継ぐなど、自分やお相手のルーツを深掘りする流れに乗る人もいるでしょう。
そして、好きな人とは恋人同士になれたばかりで結婚はまだまだ先……という場合、「前も似たようなことがあったけれど、今回は前回よりうまくできる」と心の成長を実感できます。
過去の失敗を踏まえて行動することで成就をつかみ取る人がいるはずです。
海王星と天王星が示す「終わりの始まり」
今回、満月が起こる度数には「引く力」が働いていて、「ネガティブな結論も潔く認める」というメッセージが読み解けます。
残念ながら、想い破れて失恋してしまう場合は、ジタバタしないで身を引くことが最善の決断になるでしょう。気持ちは沈むでしょうが、一歩引いて自分を見つめると成就がかなわなかった理由がちゃんと見えてきます。
恋愛の目的は自分が幸せになることです。
「こうなりたい」という願望があっても、実現したときにあなたが心から満たされなければ、その願いは叶える価値がないのでしょう。我慢や妥協の上に成り立つ関係は幸せとはいえません。
願いを叶えることより自分が幸せになることを重視すれば、「そうじゃない」と気づけるはずです。
そして、やぎ座満月には海王星と天王星が手を差し伸べるように調停の角度を取ります。たとえ残念な結果になろうと、それは「終わりの始まり」で新しいスタートを切ることになるでしょう。
運命が動く満月
14日の満月で心がけたいことはこちらの5つ。
・出会いを求める人は直感を大切に
・付き合いの長いカップルは決断の準備を
・結婚をきっかけに生活や人生を変える
・夫婦のカタチを見直す
・終わる愛を新たな恋の始まりにつなげる
やぎ座満月に絡む冥王星は「新しいものを創り出す強力なエネルギー」を持つので、自力で状況を変えるというよりは、運命に身を委ねたほうがいいかもしれません。
気負いすぎて空回りするより良い意味で受け身になるといいでしょう。自分がどんな流れに乗ろうとしているのか、落ち着いて観察すれば正しい判断ができます。
しかも、今回の満月は海王星と天王星からしっかりサポートされています。どう転んでも「たどり着くべき場所に落ち着いた」と納得できるはずです。
(沙木貴咲/占い師)
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