6月25日のやぎ座満月はストロベリームーンとも呼ばれます。
ロマンチックで幻想的なネーミングですが、満月が伝えるメッセージはむしろ現実的。
わたしたちに何を伝えているのか詳しく読み解いていきます。
第7ハウスで起こる満月
今回の満月は「人間関係・パートナーシップ・出会い」をあらわす第7ハウスで起こります。
チームワークが整ったり、愛や友情が実ったり、大切な人と約束を交わして信頼が深まったりとうれしい展開があるかもしれません。
あるいは惰性で付き合っていた関係を清算するとか、一方的に追いかけるだけの相手をあきらめるなど厳しめの結論が出る可能性も。
いずれにしても、人とのつながりに意識が向くタイミングになります。
特に、去年末から心を傾けている人間関係にはひとつの答えが出るでしょう。
縁が結ばれるにしても、解かれるにしても、慎重さと公平さを心がけて。
誰とつながることが大切なのか、どんな関わりを持つのがベストなのかを吟味しましょう。
感情的になってヤケを起こすと損をしてしまうはずです。
ビジネスのつながりに広がりが
やぎ座満月に対して、うお座の木星はセクスタイル(60度)で調和しています。
うお座は「仕事・社会的立場・目標」をあらわす第10ハウスに位置しているので、ビジネスの人脈は広がりやすく、人を介して仕事の可能性もふくらむでしょう。
5月半ばからうお座に入った木星は、幸運を司るラッキースターで「発展・拡大・成功」を意味します。
新しい出会いを求めるなら仕事をきっかけにするといいですし、同僚が知人を紹介してくれて「こういう人と仲良くなりたかった!」とテンションが上がるかもしれません。
また、こじれた関係はこれ以上放置しないほうが良さそうです。
サッパリとオープンに話し合いをすることが解決につながるでしょう。
必要とされる存在になる
やぎ座は「堅実・真面目・努力・管理」をあらわし、出しゃばって目立つより実力や中身で勝負することが得意な星座です。
25日の満月では、自分にとってプラスとなる人間関係を整えるだけでなく、周りから必要とされる存在を目指しましょう。
風の時代がスタートしてから半年が経ちましたが、何か変化はありましたか?
仕事や恋愛で、今まで以上に個性と独自のアイデンティティが必要だと感じる人は少なくないかもしれません。
そして、テレビよりSNSやyoutubeなどの個人発信が盛り上がっていることは、誰もが実感するところでしょう。
たとえアルファツイッタラーやyoutuberにならなくても、今は“国民総発信時代”です。
無言でじっとしていても誰も見つけてはくれません。「私にはこういうスキルがある」「私はこういう人間ですよ」「仲良くなろう」とアピールすることで、自分を必要としてくれる人が見つかります。
また、ひたすら「私は! 私は!」とゴリ押しするより、周囲を見渡してバランスを取り、配慮できる人が重宝されるはず。
仕事ではもちろん、恋愛でも好印象を持たれるでしょう。
奇抜さで一時的に人の目を引くのではなく、確かな実力と人間性で長く信頼してもらう。
そんな心がけが、6月25日のやぎ座満月で幸せを引き寄せるカギになります。
(沙木貴咲/占い師)
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