11月5日はさそり座新月。
世の中の状況や他人はどうあれ、自分はどうしたいのかを深く見つめ直すタイミングになります。
出会いやお金で思うところがある人には注目するべき転機になるはずです。
「あなたはどうするの?」
5日の新月が起こるのは「物事を深く突き詰める・ストイック・強い意志・変化」を表すさそり座。
そして、さそり座は「自分自身・容姿」を意味する第1ハウスに位置して、新月は「他人から見た自分」を示すアセンダントに寄り添います。
これは、今回の新月のテーマが「自分」ということ。
新月とはそもそも新しい展開を表しますが、5日以降は自分が判断を下すことでスタートが切れるでしょう。
運命はあなたに「どうするの? どうしたいと思っているの?」とたずねている状態で、選択肢を一方的に押し付けることはしません。
ただ、これは逆を言うと、自分が判断しないと何も始まらないという意味で。
なりゆき任せや他人の言うなりにすれば、望まぬ未来を迎えることになるはずです。
恋にも仕事にも過渡期が訪れるでしょう。
自分の行き先はよく考えて、必要に応じて方向転換やイメチェンに前向きになると良さそうです。
人間関係とお金と
新月はおうし座に位置する第7ハウスの天王星とオポジション(180度の角度)。自分のスタンスを明らかにすることで人間関係が変わるようです。
今までにない出会いがあって新鮮な刺激をもらうとか、11月上旬に知り合った人と一緒に仕事で組んだり、副業を始めたりする可能性もあります。
さそり座もおうし座もお金を象徴する星座なので、新月以降に関わる人とは単に仲良くなるだけでなく、お金も絡む縁を結ぶでしょう。
仕事や経済状況を変えたい人にとっては、5日のさそり座新月は転機になるかもしれません。
すべてはコミュニケーション次第
すでに述べたとおり、新月とおうし座の天王星はオポジション(180度)ですが、そこに水瓶座の土星がスクエア(90度の角度)で切り込み、緊張が張り詰めるTスクエアを形作ります。
土星は「コミュニケーション・学び・身近な人との交流」をあらわす第3ハウスに位置するので、出会いはあっても距離を詰めていくのは慎重になったほうがいいでしょう。
あなたのキーパーソンは、一見すると取っつきにくいタイプかもしれません。
たとえば、結果的に恋人として付き合うことになっても、初対面では「この人ナシ」と思えるとか。
ただ、ぎこちなさがある人ほど大きな影響をもたらしてくれるはずです。苦手意識を感じるタイプには、むしろ積極的に関わったほうがいいでしょう。
残りの2021年をどう過ごす?
気付けば2021年も残り60日を切って、一日一日がこれまで以上に貴重に感じられるはずです。
振り返れば我慢と忍耐の場面ばかり思い出すでしょうが、最後くらいは右肩上がりに好転して終わりたいところです。
恋も仕事も尻つぼみにならないよう、自分の意志をハッキリさせることが大切になります。
方向性が定まれば年内の動き方が変わってくるでしょうし、2022年に目指すことも決まってくるでしょう。
(沙木貴咲/占い師)
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