「始まり・種まき」をあらわす新月では願い事が叶いやすくなります。新月のメッセージを汲んだお願いは月に応援してもらえるのです。
2022年最初の新月はやぎ座で起こりますが、お正月に迎える新月はどんなメッセージをもたらすのでしょうか? 新月の願い事の「お作法」もあわせて詳しくお伝えします。
新月の願い事とは?
願い事をするなら新月がベストタイミング。それは新月が「始まり・種まき」のエネルギーをたっぷり含んでいるからで、実際に月は新月をスタートとして徐々に姿をあらわしていき満月で完全体を示します。
そんな月の満ち欠けにリズムを合わせることで願いは叶いやすくなるのです。
また、占星術で月は「心・本質」をあらわすため、月の動きに合わせた決断を下すと気持ちが乗りやすくなります。気持ちの高まりは行動を促し、頭に思い描く理想はより早く現実になるでしょう。
第2ハウスで起こるやぎ座新月
2022年最初の新月はやぎ座で起こります。
「仕事・堅実さ・キャリア」を象徴するやぎ座が、「お金・物欲・豊さ」をあらわす第2ハウスに位置するので、これまでに積み上げたことが収入につながりやすくなります。
また、同じやぎ座に滞在する金星は逆行中。
仕事における自分の強みを今一度振り返ると良さそうです。「大したことない」と思い込んでいるところが、実はかなり活かせるアピールポイントかもしれません。
あるいは、以前は自信がなかった部分が、今は十分に戦える“武器”となっている場合もあります。
自分の能力・個性を見つめ直すことで、仕事での戦い方が変わってくるでしょう。
天王星が伝える「変化」
今回の新月には「革命・変化」を象徴する天王星が調和します。天王星は「労働・ルーティン・生活」をあらわす第6ハウスに滞在するので、これは「働き方を変えることが収入につながる」というメッセージ。
もし、言われたとおりに動く指示待ち人間になっているなら、自分の考えで動けるようになるといいでしょう。今はそれで良くてもいずれ行き詰まりを覚えるはずです。
あるいは、主体的に考えて動いてもうまくいかない場合、やり方や目指す方向をそもそも違えているのかもしれません。視野を広げて自分を客観するために、少し距離がある人にアドバイスをもらうと良さそうです。
すべてが順調に進んでいる人も、収入アップを目指すなら今とは違うアピールを模索するといいでしょう。もっと挑戦的に、貪欲になったほうが得るものは大きいはずです。
やぎ座新月に叶いやすい願い事
ここまでお読みいただければ、今回の新月が応援してくれる願い事が何かお分かりだと思いますが、そのとおり「お金と仕事」です。
・昇給したい
・副業を始めたい
・収入源を増やしたい
・利益の高い仕事に就きたい
・キャリアアップしたい
こうした願い事には追い風が吹きやすく、早ければ今後2週間で実現への道が見えてくるでしょう。
新月の願い事「お作法」
新月の願い事をするときは、必ず紙に自筆で書き出すこと。頭の中で思い描くだけでは、ただの独り言で終わってしまいます。
ノートや手帳に日付と『やぎ座新月』を記してから、願い事を書いていきましょう。数はいくつでも構いません。思いつく限り書いてみてください。
ただし、漠然とした「こうなったらいいな」ではなく、かなり具体的に、必要に応じて日付や金額まで詳細に書いたほうがいいでしょう。
たとえば……「2022年5月までは今の会社を辞めて、IT系企業に転職し、管理職になって年収を50万円アップさせます」という風に。
書いた文章のとおりに行動できるほどのリアルさを心がけると良さそうです。
新月の願い事まとめ~やぎ座~
・お金と仕事の願い事をする
・紙に自筆で書き出す
・お願いはかなり具体的に
(沙木貴咲/ライター)