4月12日はおひつじ座新月。12星座の一番目にあたるおひつじ座で、新月は私たちの背中を力強く押してくれます。「今動かずしていつ動く?」そんな問いかけをもたらすでしょう。
10ハウスで起こる新月
今回の新月は、「仕事・社会的な活躍・達成・目標」をあらわす第10ハウスで起こります。
12日以降はプライベートより仕事を優先したほうがいいですし、春からの目標を立てるにも良いタイミングです。
2021年は年始から自粛宣言が出たため、やりたいことができずに保留したとか、職場の士気が下がってやる気が出なかった人も多いはず。
3カ月遅れでようやくスタートが切れるなら、周囲と足並みをそろえて協力し合うといいでしょう。また、やりたいことが白紙になった場合は、新たな気持ちで目標を立てることが大切です。
目標に向かって行動を起こす
おひつじ座新月には、ふたご座の火星とみずがめ座の木星が調和して、活発なエネルギーが注ぎ込みます。
火星はおひつじ座の守護星で、木星は拡大と発展をもたらすラッキースター。しかも、この2つの星が入るふたご座とみずがめ座は、軽やかな流れを作るのが得意な風の星座です。
新月を支えるこれらの星たちは、待ちのタームがすでに終わったと伝えています。
12日以降は「どれだけ行動できるか?」が問われて、じっくり考え込んでいる余裕もあまりないでしょう。
のんびりしているとタイミングを見失い、つかめるチャンスも逃すかもしれません。
今回の新月では、スピーディに動くことと勢いに乗ることがカギになります。やりたい仕事や実現したい夢があるなら、完璧な準備が整っていなくても動き出しましょう。
問題があれば行動しながら解決すれば大丈夫。起きてもいないことを杞憂するより、初めの一歩を踏み出すことが大事です。
仲間と共有する、共同で物事を進める
おひつじ座新月は仕事をあらわす第10ハウスで起こりますが、職場ではチームワークを強化して、周囲と連携することを心がけましょう。
4月の後半は仲間と目標を共有したり、共同で物事を進めたりすると良さそうです。
それもビジネスライクなメリットより、気持ちが伴う協力かどうかを重視して。
新月にはマイルドな愛の星・金星が寄り添うため、手を組むパートナーを見極めるなら“人”で選ぶといいでしょう。「アナタだからこそ一緒にやりたい」「アナタだから応援したい」と心底思えるかどうかが判断基準になります。
全惑星順行期間内で起こる新月
今、ホロスコープではすべての惑星が順行しています。逆行する星がないとは、つまり何にも足を引っ張られずに前へ進めるということ。
4月28日に冥王星が逆行を始めるまでは、たとえ未経験のことであってもスムーズな進展が期待できます。動くならまさに今でしょう。
失敗したらどうしよう……と不安に思う人もいるかもしれませんが、本当に失敗するかどうかは動き出さないとわかりません。
それに、心配する気持ちが強いほど警戒心が高まるので、ピンチは敏感に察知できるはず。不安に思うときほど、意外にうまくやれるものなのです。
新月には新しいことを始めると良いとされますが、今回のおひつじ座新月はそのとおりにスタートを促しています。
じっと長く耐えてきた人は特に、自由に思うがまま動き出しましょう。
勇気ある一歩を踏み出した人には結果がちゃんと後からついてくるはずです。
誰のために頑張る?
あなたにとって仕事とは何でしょうか。
やらなければいけないこと? 指示されたからやっていること?
そして、結果を出すのは何のためでしょう。
会社のため? 役所のため?
風の時代にそうした考え方はしっくり来ません。
すべては自分のため。自分自身のために頑張る仕事は、結果的に職場や社会にも良い影響をもたらします。
評価されて褒められるなら、あなたが一番喜ばないと意味がないのです。
仕事をもっと楽しく自分のために。そう考えれば、自由な発想と新しい目標が浮かんでくるはず。いてもたってもいられなくなるかもしれません。
本当の達成感を得られるようになるでしょう。
(沙木貴咲/占い師)
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