子どもを授かると、これまでとは違うルートで交友関係が構築されます。
そうです。公園、保育園、幼稚園などで出会う、俗に言う「ママ友」です。
小中高と同じ土地で育った地元の友達や、同じ目標を目指した大学の友達、これまでいくつもの修羅場をくぐりぬけてきた会社の同僚らととは違い、「なんとなく同じくらいの年齢の子どもをもつ親同士」ということくらいしか共通点のないこの「ママ友」は、まったくランダムに選ばれます。
したがって、まったく自分とは違った価値観を擁している可能性があるのです。
要するに「絡みづらい!」、「面倒臭い!」という声が、子どもを持つ友人らから聞こえてきます。
そこで今回は、みんなが出会った「地雷臭のするママ友エピソード」を集めてきました。
こんなママ友には要注意ですよ!
1.ネギ泥棒
「お昼に近所に住んでいるママ友たちを呼んで、私の家で流しそうめんパーティーをしたときのことです。
一応、私がお客さんをお招きしたので、蕎麦、ネギやゴマ、海苔など薬味などが足りなくなったら失礼かと思い、余分に用意しておきました。
絶対に余る量なので、夜にはそれらを消費する料理を考えていました。
流しそうめんパーティーが終わり、夕飯の支度をしようとしたところ、パーティー終了後に余っていた大量のネギが消えているのです。
参加していたママ友のひとりに、聞いたところ、こっそり自分が持ってきたタッパーにネギを詰めているママ友がいたそう……。
ネギくらい別にいいのですが、黙って持っていかれるのは気分が悪いです。しかも、タッパーを仕込んでいるところも悪質です。」(34歳女性/出版社)
タッパーを仕込んでいるということは、各地で食材を盗んでいる可能性があり、常習犯ですね。
一声かけてればいいものの、薄汚い人間性が垣間見えます。
盗人はパーティーに二度と呼ばれないでしょう。
2.過度なナチュラリズム
「大学時代の友人の結婚パーティーに子どもと参加したとき、同じく子連れで参加していた別の友人親子と知り合ったのですが、その子どもが常に号泣していました。
それはパーティーの主役を奪うくらいの泣き様ででした……。
理由は、ここ数日ナチュラリズムに目覚めたお母さんが、子供にケーキもジュースも飲ませず、持参したお粥みたいなものしか食べさせていない。
ということでした。他人の家の方針に口を出すつもりはありませんが、子供は明らかに苦しんでいました。
そりゃあ目の前にケーキやジュースがあったら食べたいですよね。
そのお母さんはその後も私のInstagramで調味料の量を指摘するなど、薄っぺらいナチュラリズムを押し付けようとしてきたので即ブロック。
二度と絡むつもりはありません!」(28歳女性/一般事務)
子どもが突然生まれてマインドが変わり、いきなりナチュラリズムに目覚めるママたちは私もよく目にしました。
最近呼んだ本に書いてあったのですが、不安な社会情勢と貧困、スピリチュアル、ナチュラリズムは関係があるようです。
彼女らは何かしたの不安を抱えているのだと思いますが、恐いので距離を取りましょう。
3.子供はノーカウント
「私は独身なのですが、仲良くしている子持ちの夫婦がいます(男児2人)。
よく一緒にご飯に行くのですが、会計の際、子供の人数をノーカウントで割り勘しようとします。
子供とはいえ、結構食べます。一度注意したのですが、またノーカウントに。
自分がケチくさいみたいで嫌だし、なんだかもやもやしてしまって面倒くさいので、もう一緒にご飯に行くことはやめました。
しかし、今でもしつこく誘ってくるので確信犯なのでは? と思っております。」(26歳女性/IT系)
これはひどい……。子供の手前「子供の分も割り勘してくれ」とは頼みにくいですものね。
ケチな人は往々にして優しい人の両親につけ込んできます。
しかし、ケチな人々は目先の数円の利益に飛び込むあまり、もっと大きなものを損していることに気がついていないのです。
気がついたときには、莫大な損益が積み上がっているのです。
さいごに
これはあくまで私の経験則でしかないのですが、子供ができるとその親の性格はより洗練されるような気がします。
要するに、優しくて良い人たちはそれがさらに洗練され、逆にケチで嫌な性格の持ち主はよりそれがむき出しになるのではないでしょうか?
子供を育てていくことは大変かもしれません。生き物の本能で外部に牙を剥いてしまうのかもしれません。
しかし、家族以外の人とのコミュニケーションも、生きていくうえでは同じくらい大切ですよね。
なので、危険な地雷臭のするママ友には、彼女らが何かに気づいて悔い改めるまで近づかないことをお勧めします。
(吉田ヨシヲ/ライター)
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