見た目にいくら気を遣っていても、口癖などの言葉遣いで、「うわ!おばさん臭い」と思われてしまうこともあります。
あなたが若い時分も、年上の人の口癖や言葉遣いで、「おばさん臭い」「おじさん臭い」と思ったことがあるのではないでしょうか。
おばさん認定されないためには、見た目だけではなく、口癖や言葉遣いにも気を付けなくてはいけません。
「若いね~」など若者を若さで括る発言
理由もなくキャッキャとはしゃいでる若者、理解に苦しむことに興じている若者、まだまだ青い考えや、勢い任せの言動を目にすると、「若いね~」と、どうしても思いますよね。
でも、「若いね~」と言われた若者からしてみると、そのセリフは、まさに「おばさん発言」なのです。
女性間では、年代の垣根を越えて恋の話で盛り上がることもあると思いますが、年上女性はついアドバイスしたくなることもありますよね。
現実的に考えるよう促し、無難な選択を勧めるのは、自分の過ちや経験からの一つの答えかもしれませんが、「若い時は仕方がない…」「若いから」など、「若い」で一括りにする発言があると、一気におばさん感が出てしまうので注意が必要ですよ。
「私の時代は」「昔は……」など時代を感じさせる発言
例えば筆者も、母校の話や今の学生のルールなどを耳にすると、「俺らの時代は〇〇だった」なんて、つい口にしてしまいますが、若者からすると、その発言は「おばさん、おじさん臭い発言」なのでしょう。
社会で言えば、例えば、会社に長く勤めているお局様が、「私たちの時代は〇〇が当たり前だった!」と息巻いても、若者社員からしたらそんなこと知ったこっちゃありませんので、あなたがお局様じゃなくても、そういう発言がないように気を付けましょう。
「今の若者は……私たちの時代は……」なんて、くだを巻いても、「おばさん臭い」と思われるだけですよ。
「おばさんだから」自分でおばさんと言っちゃう発言
男である筆者がよく耳にするのは、「おばさんの私より、もっと若い子の方が……」などの、複雑な感情が入り混じった卑下の言葉ですが、筆者自身は、それを聞いても「おばさん臭い」とは思いませんし、むしろ、可愛げのある言葉だと思います。
ただ、自分のことを「おばさん」呼ばわりする発言は、特に同性間で「おばさん臭い」と思われがちな言葉なので、何かにつけ「おばさんだから」と発言しないように。
できないことや知らないことに対して、「おばさんだから」なんて言い訳はダメですよ。
「どっこいしょ」「腰が痛い……」
おばさんやおじさん、また、老人ほど、老けて見られることを嫌い、努めてそういう言葉を避けようとするものですから、「どっこいしょ」とか「よいしょ」という掛け声は、皆さんもあまり耳にしないと思います。
ただ、こういった掛け声は、「おばさん、おじさん、老人臭い」というイメージが定着していますから、一発で、おばさん臭いと思われてしまうので気を付けて下さいね。
その他、腰などの体の節々の痛みを口にする発言も、「おばさん臭い」と思われる発言なので注意が必要です。
若い人には、節々の痛みがわからないのですから。
さいごに
おばさん臭い発言がなくなるだけで、ステキな大人の女性と思われる可能性が飛躍的に伸びるのではないでしょうか。
ただ、「おばさん」と思われないように意識するあまり、若者言葉を使ったり、若者の文化に精通していることをアピールすると、それはそれで「イタイ」と思われてしまう事もあるので、その点は注意して下さいね。
(瀬戸 樹/ライター)
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