人の性格、人間関係は様々――。
人に心を許す瞬間もあれば、心を閉ざしてしまう瞬間もあるでしょう。
それでも、相手がどんなことに嫌だと感じるのか、あらかじめわかっていれば、円滑な人間関係に大いに役立ちそうです。
今回は、血液型別に心を閉ざす瞬間をまとめてみました。人間関係をうまく築くヒントとして、ぜひ役立ててみてくださいね。
A型:自分の気持ちがわかってもらえないとき
A型は真面目で、受け身で消極的な性格が多いといわれています。押しに弱く、気心が優しいことから、周囲に気を配り、自己犠牲することも厭わないでしょう。
そのため、A型は「我慢の人」と言われることが多いです。しかし、我慢の耐性があるだけで、我慢の限界はあるのでしょう。
自分の気持ちがわかってもらえないとき、自分の本音が言えないとき。A型は人知れず、「もういいや」と心が折れてしまう瞬間があります。普段が真面目で優しい人となりだからこそ、周囲がそれに甘えてしまうのもあるかもしれませんね。
A型が本当は日ごろ何を考えていて、何を思っているのか。
誰かひとりでも把握してくれる人がいれば、A型はどんな辛いことがあっても、継続して我慢をしながら努力を積み重ねられるでしょう。
B型:どうにも興味を抱けないとき
B型は元々人に合わせるのが苦手な性格の人が多いようです。人に心を開く瞬間が元から限定的なタイプと言えるでしょう。
そんなB型なので、好き嫌いが激しく、自己中心的なタイプであることから、何かと白黒はっきりとつけたがるところがあります。
自分と意見が合わない嫌いな人には、たちまち心を閉ざしてしまいますし、それでも気になる場合は、それとなくでも自分の意見をわからせようとアプローチするでしょう。
コミュニケーションの取り方も不器用であり、愛想もよくありませんが……。せめて自分が好きな人とは意見が合わなくても分かり合いたい気持ちを持っています。
子供のようにアクティブで、大胆な割に繊細ですが、B型を上手に持ち上げてあげられると、B型は気分がよくなり次第に心を開くでしょう。
O型:しつこいとき
O型も普段、あまり本音を言うタイプではありません。親しい人にも本音をさらすことは少ないでしょう。
雰囲気として穏やかで聞き上手であるため、フットワークの軽さを感じさせる人も多いです。
周囲も親しみを感じて、O型の内面を知りたくなりますが、O型は知られたくないことは、煙を巻くように話を逸らしたり、だんまりを決行してしまったりするでしょう。
それらがあまりにしつこいと、心を閉ざしてしまうきっかけになりかねません。
O型は、実は血液型随一に頑固な性格といわれています。自分が譲れないことは少なく、人を批判することもしないですが、これと決めたことは好きな人でも梃子でも動きません。
O型の心のテリトリーまでは侵さないように気をつければ、心を閉ざしてしまう瞬間はそうそう訪れないと思います。
AB型:詮索される、束縛されるとき
AB型は元々、束縛されたり、干渉されたりすることが苦手なタイプです。
O型と違って、あまり社交的ではないタイプであり、どちらかというと、自分の世界に閉じこもっていたいタイプ。しかし、内面は小悪魔タイプも少なくなく、つい構ってあげたくなる異性も多いでしょう。
ただ、AB型からすると、自由でいたいのが本音です。詮索されたり、重たく感じられてしまったりすると、たちまちそっぽを向いてしまい、心を閉ざしてしまうでしょう。
特に男性の場合は、ひとりの時間を取らせてあげることです。相手の自由にさせてあげながら、ここぞという時だけ、助言をしたり、干渉したりする程度に留めておきましょう。
居心地がよければ、そのうちAB型から声をかけて、寄ってきます。
人それぞれ、心を閉ざす原因がある
性格やタイプによって、心を閉ざしてしまう瞬間は違うでしょう。大事なのは、距離感です。
相手がどんなことに不快に感じ、どんなことに居心地の良さを感じるのか。相手との関係を尊重しながら、距離を縮めることが、いい人間関係を築くヒントになると思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
(柚木深つばさ/ライター)
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【参考文献】
『気になることが全部わかる!怖いくらい当たる「血液型」の本』長田時彦(三笠書房)
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