子供がいると、園で知り合ったりご近所さんだったり、お付き合いが増えるのが「ママ友」。
気が合う人ばかりだと良いですが、価値観が違いすぎるなど親しくなるのは避けたいときもありますよね。
あまり近づくのは避けたほうがいい「危険なママ友」について、エピソードをご紹介します。
夜中まで電話をかけてくる
「子供の通う保育園で知り合ったママ友ですが、明るくて気さくに話せるところが好きでした。
でも、LINEのIDを交換してからは電話がかかってくることが多くなり、夕方など忙しい時間帯でもお構いなしに長話をするのがストレスです。
一度は夜中の0時近くにスマホが鳴り、何かあったのかと出てみたら旦那さんの愚痴でうんざりでした。
今は着信は無視、なるべく園でも顔を合わせないようにしています……」(31歳/配送)
仲良くなればLINEや電話などで話すことも多くなりますが、どんなときであれ相手に対する配慮は欠かせません。
自分の都合だけで夜中にまで電話をするのは、はっきり言って非常識。
下手に付き合うといつまでもペースを乱されるので、きっぱりと距離を置くのが正解です。
助けるのは当然じゃない!
「家が近所でたまたま知り合ったママ友がいるのですが、仕事が忙しいらしく何度かお子さんを預かったことがありました。
最初は「近所だし、お互い助け合うべきだよね』と思ってお願いされたら気軽にOKしていたのですが、回数が増えてきて気がつけば週に2回は預かるように。
さすがに大変なのでやんわりと断るようにしたら、
『あなたは家にいるんでしょう?
私は仕事なんだから、助けてくれてもいいじゃない』
と不満を言われて絶句しましたね……。
それからはLINEなど全部拒否設定にして、散歩の時間帯も変えました」(28歳/販売)
仲良くなったママ友の家を、まるで託児所のように使うのは失礼です。
自分の事情を押し付けても、相手の負担を無視していればいずれ断られても当然。
こちらの助けを当たり前にするような人とは、この先もいい関係が築けるとは思えないですよね。
「何でも一緒」は怖い……
「息子の習い事で知り合ったママ友。子供同士が仲良くなり、持ち物をおそろいにしたり早めに待ち合わせたりするのは良かったのですが、ある日、
『今度○○に通わせようと思うんだけど、○○くんも一緒じゃないとあの子がイヤって言うの』
と別の習い事に誘われ、さすがにそこまでは無理なので断りましたが
『子供が大事じゃないの?』
と呆れたように言われてカチンときましたね」(34歳/公務員)
子供同士が仲良くするのはいいことですが、そのつながりを一方的に別の習い事まで持ち込まれたら、ちょっと困りますよね。
子供を大事にすることと、何でも一緒にさせることは同じではありません。
いわゆる価値観の違いが明らかにわかるママ友とは、深いお付き合いは避けるのが賢明です。
付き合いを考えたほうが良い危険なママ友とは、こちらのことを尊重しない人です。
自分の満足を最優先にするママ友は、対等な関係は築けないだけでなく負担ばかり多くなります。
無理をして付き合うより一度はきっぱりと離れてみると、改めてどう接するのが良いか見えてきます。
(ひろた かおり/ライター)
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