下ネタを女性が言うと軽く見られがちですし、男性が言うと女性から「デリカシーがない」と嫌がられてしまいがちですよね。
相手の気持ちを考えない下ネタはマナー違反だと思いますが、それにしても、下ネタを言っても不思議と許されている人が一定数存在します。
そこで、今回は、「下ネタを言っても許せるかな〜」と思う人の特徴を男女に聞いてみました。
1:小学生みたいな人
「いくつになっても頭が小学生みたいな人は仕方ないな〜と思うし、『はいはい』って聞いてしまいますね(笑)彼らは、言葉のワードが『うんち』とか、『おっぱい』とか、子どもがいいそうなものばかりをチョイスするし、頻繁に同じ言葉を繰り返して自分でもゲラゲラ笑っているので、あまり不快感を覚えません」(19歳・女性)
無邪気さが際立つからでしょうか。「小学生みたいな人」は許せるという意見がありました。
2:下心がない人
「下ネタはあまり好きではないのですが、自分が好きではない理由を考えたときに、『ワンチャン狙い』のようなものを感じてしまうからと言うのと、下品な想像をしているのではないかと思わせられる、下心を感じているからと言うことがわかりました。だから、絶対に別れそうにないラブラブな彼女がいる男性が言うのなら、軽く聞き流せると思います」(24歳・女性)
確かに、不特定多数に向けた下ネタは許せても、それが自分に向けられたとたんに一気に不快になってしまうという事はありますよね。
また「あわよくば狙い」で下ネタを言う人は自分の気持ちを押し付けているだけで相手に気持ちを鑑みない幼稚な人間に見えてしまうかもしれません。
3:なにごとにも知識欲がある人
「あらゆることに対して、『どうして?』と気になってしまう知的好奇心が強い人って一定数いると思います。だから、そんな女子が下ネタを言っているなら、『きっと、他のことと同じように性的なことにも関心があるんだな〜』と思うくらいです。まあ、『警戒心がないな〜』とは思いますけれどね」(26歳・男性)
性的な欲求というよりは知識欲から下ネタをしゃべる人もいます。
そういう人はどこか知的な雰囲気がありますし会話にも品があるので、ある程度の下ネタなら許せてしまうかもしれません。
ただ、いくら知的好奇心からの発言でも男性の前ですると「この子は警戒心がないな」と思われてしまうケースもあるようです。
4:嫌がる人には言わない人
「下ネタって好きな人と嫌いな人とで二分化すると思うので、嫌がる人には言わないと言う最低限のマナーが守れる人なら別にいいんじゃないでしょうか。人から嫌がられない人は、人の感情の機微に敏感で、他の人が『で、彼氏と最近どうなの?』などの話題を下ネタが苦手な人に振っていたら、わざと下ネタで茶化してさりげなく話題を変える気遣いをしていたりするんですよね。そう言うのって、結構周りは気づくと思います」(23歳・男性)
「嫌がる人には言わない」は下ネタをしゃべる上での暗黙のルールのようなものですね。
下ネタが得意ではないのに無理をしてしまう人や、周りの状況からあからさまに「ドン引きしてます」という空気を出せない事もあります。
そんな中で適切に空気を読んで「下ネタのONOFF」を使い分けられる人は飲み会で重宝されるでしょう。
5:過激すぎる言葉は使わない人
「男同士や女同士、しかもそう言うのが好き同士なら、ぶっこんだ話題も人によってはアリだと思うのですが……。会社で集まったときとかに、あまりに過激なワードを使っていると引いてしまいます。下ネタを言うにしても、オブラートな表現をして欲しいですよね。あと、人の性的なことを詮索するのは、親しい間柄でそれが許される関係でもない限り、ありえないと思います」(30歳・男性)
下ネタにも程度があります。中には具体的過ぎるものや、ユーモアがなくネタにすらなっていないものもあります。
また親しい間柄でないのに性的な話を聞き出そうとしたりするのもタブー。
下ネタは加減や、相手との関係性を鑑みながら話すのが良さそうです。
まとめ
下ネタを言っても許される人は簡潔に整理すれば、身の危険を感じることがない純粋な人や、下ネタを言いながらも周りに気遣いができる人だと言えそうです。
下ネタは女性だけでなく、男性も嫌がる人が結構いらっしゃるので、「こう言うの好きでしょう」と決めつけず、セクハラにならないよう注意しましょう。
(神崎なつめ/ライター)
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